小口研治のものつくり雑記   原宿駅のステンドグラス

 ステンドグラス 東京 原宿駅       東京 原宿駅のステンドグラスです。


 都内で現存する木造建築の駅舎では最も古い1924年(大正13年)

 に竣工したイギリス調の建物で表参道口になります。
 ステンドグラス 原宿駅舎の欄間   表参道口の出入り口の欄間にステンドグラスが

  
はめ込まれています。

 乗降客の多い原宿駅ではよほど興味がない限り目に止まる


 
事もないほどのものですが、駅舎に合ったの良いデザインです。
ステンドグラス 原宿駅  由緒ある建物にはステンドグラスがよく合います。

 出入り口の両側にも同じデザインのあんどん型が

 ありましたが、一部破損も見られポスターの掲示版

 代わりに使われていて残念でした。

               小口研治のものつくり雑記                   ダルマストーブ

ダルマストーブ       我が工房に「ダルマストーブ」がやってきました。

   昔、列車で使われていた物です。

   山の友人からいただいた物ですが、私の父は国鉄マンでしたので

   こんな嬉しい贈りものはありません。

   これは、是非実用で使うつもりですが、なにせ煙突が高価なのだ!

  

                                        小口研治のものつくり雑記             肖像画
 肖像画           無名の有名人


    ご存じの三億円事件のモンタージュ写真です。

   三億円事件とは、1968年12月10日に東京府中市で、

   日本信託銀行国分寺支店から東芝、府中工場へ運ぶボーナス

   二億九千四百三十万七千五百円が白バイの警官を装った男に

   襲われ、現金輸送車ごと奪われた事件で1975年12月10日

   午前9時19分に時効を迎えています。

   被害者である、日本信託銀行国分寺支店は三億円を強奪される

   10分前に、日本火災海上と三億円の保険契約を電話で結んで

   いましたが保険料は16000円、保険料率100円につき5厘5毛で

   格安、しかも自動的に内外の損害保険会社に再保険をかける

   仕くみになっていたので実害は約6000万円とか。

   ちなみに当時の三億円は現在の貨幣価値に直すと十億円、

   捜査費は人件費を含めずに時効一年前で、6980万円、

   罪名は、強盗罪というのが捜査本部の見解、ただ成立するだけの

   証拠が薄ければ単なる詐欺罪か窃盗罪になる。

   私は当時、デザインや印刷の仕事をしていましたが、この写真に

   「はげましのおたよりを出そう!」というタイトルをつけてポスターを

   作り、銀座のデパートで販売しました。ところが予想外の反響が

   ありすぎ、急きょ販売を中止した、と言うようなエピソードがあります。

   このポスターは、「頭脳警察」というロックバンドのレコードジャケット

   にも流用されていました。


  
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