気まぐれガラス制作記29  2024年7月11日   山のグラスパネル制作

 ガラスパネル原画    山のグラスパネル制作です。
  先ずは在庫のガラスを思い浮かべながら
  縮小サイズの原画を描きます。
 ガラスパネル原寸画    原画を拡大して原寸の図を、
  これで型紙を作りガラスをカットします。
  サイズは取り付け開口部に対して
  上下左右2mm差し引いた寸法にします。
  ※組み上げ後の原寸図です。
 芯抜き    ケイムの芯をを抜いた型紙は
  最終的なサイズに係わる重要な
  作業で毎回チェックしています。
 芯抜き道具    芯抜きは市販の鋏がありますが
  私の「鉛圧廷機」のコマには合わない
  ので使い物になりません、
  そこでカッターの刃を利用して自作
  しています。左の二つがコパホイル用
  とケイム用です。 
芯を抜いた型紙    何より、自作の二枚刃のカッターは
  複雑で角ばったラインを切るのに
  最適なのです。
ケイム圧廷機    ケイムは外径12mmから4mmまで
  コマを変えながら各サイズに圧廷します。
ガラスカット終了    ガラスカット終了
  今回は同時にペイント焼き付けの
  作業も行いました。
ケイムの留めカット    デザイン的に角を協調する意図から
  ケイム組みにはいわゆる大工さんの
  加工でいう留めを多様しました。
パネル組み立て    組み立ての行程
留め半田で仮止め    細かい留めの部分は半田
  を流しやすいよう仮止めします。
コパホイルも併用  細かいパーツはコパホイル組みも
併用して組み込みました。
 パテ詰め作業    組み立終了してパテ詰めの行程
  気温の上昇でパテが柔らかくなりすぎ
  閉口しました。
 パネル完成です。    パネルの完成です。

  ※正式に撮影後「山のステンドグラス」の
  ページに公開致します。
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