気まぐれガラス制作記28  2023年12月21日   ランプ制作

 半田コテ先調整    テーブルランプの制作です。
  制作方法としてフリーハンドスタイル
  で組み上げて行く手法でグリッド、定規、
  型など機械的な道具を使用せず
  手と観察力を頼りに創って行きます。
  まずは、道具の調整から、短いコテ先
  は組み上げ用で長いコテ先は半田を
  流すときに使います、いずれも用途に
  合わせ自作します。銅素材のコテ先は
  熱とフラックスによる酸化で先端が溶けて
  しまうので常に調整が必要です。
 ガラスの立ち上げ    必ず銅周りに介したケイムから
  ガラスを立ち上げます。
  ざっくりしたデザインは頭の中。
ガラスの組み上げ    とっておきのガラス片を選び
  配していく至福の時間です。
三分割    一旦組み上げたものを3分割して
  内側の半田、メッキ着色などの作業
  を仕上げてしまいます。
防錆処理    内側の半田、着色メッキ終了後
  防錆処理を施します。
 ランプ内側の仕上がりで再度合体、この状態ですとギリギリ内側の作業が出来るのです。
 内側の仕上げ
 二作目    続いて二作目、とっておきの
  ガラス箱を変えて系統の違う
  ガラスを選び形を創っ行きます。
 内側の作業    分割ライン以外は半田を流します、
  ケイムの半田は「流す」ですがコパホイル
  技法はどちらかというと盛る感じです。
 上段のガラス    ステンドグラスの魅力はともかく色!
  全体の色の配置が決まって来る時の
  何とも言えないワクワク感がたまらない
  のです。
 再度合体    最後のジョイントで組立終了。
 硫酸銅着色メッキ    表側の仕上げです。
  硫酸銅を用いた着色メッキの行程、
  半田面は熱とフラックスで酸化被膜が
  できています、真鍮ブラシで硫酸銅を
  着けながら被膜を取り除き、スポンジで
  硫酸銅液の銅の成分を付着させます。
  銅の輝きが美しいのですが残念ながら
  時がたつにつれ黒く変色してしまいます。
   自分のかたちを創る、どこにもないものを創る、誰にもできないものを創る、至福の時。
 一作目                     二作目完成

               気まぐれガラス制作記28  2023年12月10日   ランプベース制作

 ランプ制作、木取り     木取りです。
  素材は50mm厚の古材、
  たぶん楡(ニレ)の「杢」。
  杢=柾目、板目とも違う
  複雑な模様のある部分。
 素材   美しい杢が魅力ですが「す」が入って
  ボロボロの部分が多く良い所はとても
  少ないのです。
  「す」=鬆、隙間が開いてスポンジ状になる。
rann 真鍮加工    ランプが収まる真鍮の加工。
 真鍮からの立ち上がり部品    真鍮にピタリとセットするように
  銅板を加工して、さらにガラスを
  立ち上げるケイムを溶着します。
ランプベースの素材    今回は素材の質感を信じて
  シンプルな形にしました。
  多少の隙間はあえて埋めず
  そのままです。
ニレ杢台ガラスランプ台    柿渋と蜜蝋仕上げ。
ランプベースの完成    「杢」ならでは質感、完成です。
ステンドグラスランプの木彫台     同じ素材を使った過去の作品。
下方向き光源光源    ランプの下部まで光が届くように
  電球を下向きにした例。

               気まぐれガラス制作記28  2023年9月17日   星のランプ制作風景

 星のランプ・ガラス取り    一枚のガラス素材を切り分け
  色の配置決めます、全体を均等に
  混ぜてしまうか、分部々を際立たせる
  かは好みで。
 星のランプ模型    ガラスが単色でなく見る位置で
  色の変化を持たせるのであれば
  ガラスをカットした時点で配置を
  全て決めてしまいます。頭がこんが
  らかってパニックにならない為にも
  モデルを使って確認しながらの
  作業になります。
ガラス取り    全てのパーツに印しを付け
  取り付け位置を特定します。
 ガラス組み治具    星を形作る五角錐を組み立てる
  治具、より正確に組み上げる要の
  部分なのです。
 ガラス仮組    ガラスの厚みが均一でないので
  工業製品のような作業は望めません。
 星のランプ組み    電球交換用の窓の部分
  可動部分の角度を決め
  組み立て開始。
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