ミニランプ(3) 木彫り台のミニランプです。ランプのためにオリジナルベースを創りました。 鋳造など金属素材の長大な行程を経て創り出す 複製芸術は確かに素晴らしい効果がありますが、 一つ々自分で完結できる方法は手軽で色々な表現を試すことが可能です。 |
欅の厚板から彫りだしたランプベースです。 | |
良く乾燥した欅の板から彫り出したランプベースのミニランプです。一点々ランプのイメージに合わせて 彫ったり削ったり、金属とは比べようもないくらいのスピードで形作ることが出来ました。 |
木の仕事は門外漢で技術も道具もありませんが何とか かたちにはなりました。 |
テーブルランプのベース(台)については長い間金属素材にこだわり真ちゅうやブロンズで制作して来ましたが 加工に時間がかかり、鋳造となると量産が前提となります、一点々その時作りたい形を求めると難しいことでした。 この夏、近しい方から欅の板をいただきました、40mm厚という立派なものです。これでランプの台を制作してみました。 堅い広葉樹の質感は金属に劣らない良い感じに仕上がりました。 ランプは花の蕾のイメージしました。 |
欅彫ランプベースの完成です。 |
高さ140mm余りのプチランプです。 |
真ちゅうを彫り込んだランプベース。 |
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ランプの内側です。 |
ランプベースから外して窓辺に置けばサンキャッチャー! |
H150mm余りのミニランプを作りました。 いつものように型紙を使わずにガラスをカットして 行きます、結果斜めになってしまいましたが愛嬌 です、ピサの斜塔ほどではありません。 |
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光が入るとこんな感じになります。 |
ランプベースは木製です。丸鋸で切るともくもく煙が出るほど木目とヤニの詰まった、たぶんイチイの木。 |
ざっくりと彫り上げたランプベース 木の質によっては良い感じに仕上がり そうです。 |
小型のランプ2点です。 左のランプは10cm余りの高さですが 小さくても景色豊かなガラスを選ぶことで 作品に存在感がでます。 |
こんなガラスに出会うとランプ作りが楽しくなります。 |
ランプベースの鋳造から始まり 銅板を切り抜いて曲げる 真ちゅうのパイプに鉛を鋳込んで曲げる 一つ々のパーツを作り 次いでステンドグラス作りです。 |
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