2015年5月6日 赤いランプ |
ガラスの世界とは異質な風合いの絨毯です。写真はアフガンの手織りのもので気に入って愛用しています。 現在は南青山から鎌倉にお店を移した「TRUG小町」のご主人からゆずっていただいた物です、ご縁があって 昨年お店の看板も制作しました。絨毯の独特な文様はそれぞれ意味があり鮮やかな色も特徴です、特に深い 赤で織られたトルクメニスタンのトルクメン絨毯は素晴らしく大好きです、しかし、高価でありなかなか手元には とどきません。せめてもの思いから絨毯文様を参考にしてステンドグラスのランプを作ってみました。 |
色々な種類の赤いガラスを選び、アクセントに黄、オレンジのを合わせて赤いランプに仕立ててみました。 白の入らない素透しのガラスは光りが床や壁に映り込み思いがけない演出を楽しむことができます。 |
参考価格 230000円 |
もともと複雑なデザインである絨毯の模様をそのまま写すのは無理がありますが…。 |
普段はあまり使わない赤いガラスが陽の目を見ました、セレンで発色させた赤が鮮やかです。 |
ランプベースです。 一枚の厚板から彫りだしました、材は楡(ニレ)の大木の根元近い 部分の古材です、ひび割れや、す(鬆)の入っている所が多くて パテ埋めを施しカタチにしました。ランプの下部と上部のガラスに 光を多く当てるべく、光源を2灯にしています。 |