2019年6月24日 3灯クラスターを作る |
クラスターとは、ランプシェードに電球を取り付ける 器具です。写真は以前市販していたものですが、 現在は廃番になっているようで入手できません。 あってもティファニーくさいデザインで私のシェード には合いません。もともとは白熱電球一つで対応 していましたが、エコが叫ばれる現在はLEDに 移行せざるを得ないのです。無いものなら自分で 作ることにしました。 |
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自作の良いところはいちいち作品の サイズに合わせられる所、一応スケッチ をしてパイプの長さを決めます。 |
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本体は真鍮の太いパイプをカット、 キャップはステンドグラス用を流用。 |
本体のパイプの入る部分を加工、パイプもタップを切っておきます。 |
90度くらいのパイプ曲げなら温めて曲げる ことができますが、それ以上の角度はパイプが 潰れてしまいます。 |
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失敗例。 無理して曲げた結果です。 |
きれいに曲げるには、パイプに鉛を流し込み無垢の状態にして、曲げた後、パイプを熱して鉛を抜く。 |
上手く曲がりました。 | |
ロウ付けをして完成です、鉛を鋳込んで曲げた ものとの違いが分かります、下側になるキャップは 配線処理のため開閉できるように細工が必要です。 |
ランプシェードに取り付けて完成、市販のものより本体を大きくできるため、複雑な配線処理がスムーズになりました。 |
2019年4月16日 フロアースタンド レストア+ |
ランプシェードが戻って来ました。 お買い上げいただいたお客様が自宅を リホームした際使わなくなって保存して いたとの事で、当時苦労して手に入れ たとのお話でした。確かに、タイミングに よってはずい分お待たせするタイプの 作品です。 |
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刻印を見れば、1991年4月制作したものです。 28年もの時間が経っていますが制作時そのまま の状態が保たれています、大事にしていただいた のですね。刻印の名前をネットで検索してたどり 着いたのです。 ランプシェードは、軽くクリーニングしてOKです。 |
さて!今回のお客様の依頼はシェード部分が壊れて しまったフロアースタンドにランプシェードを取り付けて 一つのスタンドに仕上げる事ができるか?です。 |
各部分が緩みきってグラグラになったスタンドを 補強して組み直しレストアは終了でしたが。 |
シェードの上下調整して載せてみましたが 何と、頭でっかちでバランスの悪い事。 |
結局ベースを作る事に、ふらりと立ち寄った 松本のアンティーク屋さんで見つけた2枚の 板、インド産シェルフボードとありましたので 棚板で使用されていたようです、雰囲気は ありましたが、平面が出ておらず、木工屋さん ではないので専用工具も無く苦労しましたが 素人なりに何とかなるもんです。 |
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接ぎ合わせて塗装、雰囲気でまくり~! | |
裏面、配線見直し、一部は新しい物に交換。 |
本体も塗装の傷を治して蜜蝋で仕上げ、 円形のベースに八角の「角」を付けた 板を加えました。 上から下まで円で構成しているので全体的 に締まる、そんな感じが出せたと思います。 |
フロアースタンド、レストア+ 完成しました。 おかげさまでお客様は大満足 私は自己満足!! |