小口研治 田村まゆみの気まぐれ山日記 鍋倉山バックカントリースキー   2014年3月04日 鍋倉山バックカントリースキー

 山日記 鍋倉山BC 温井集落    いつものように温井集落の最終除雪地点に駐車します。

  すでに4台余りの先着組が準備中でした。

  雪面を見ても春の雰囲気が漂っています。
 アニマルトラッキングハント    恒例のアニマルトラッキングハント、動物の足跡と

  一口で言ってもゆっくり足と早足では違ってしまい

  判断に迷うものも多いのです。

  これは…イタチの仲間のテンか?とも思いましたが

  妙なヨタヨタ感と梅の花に似た足跡はタヌキ

  と推測しました。
 キツネの足跡    直線的に歩くキツネ、駆け足の時はウサギの足跡に似ています。

  ウサギがいればそれを狙うキツネやテンといった天敵が

  存在するわけですが、先日スノーシューガイドで訪れた

  上高地には猿の足跡が見られただけでした、昔を知る人は

  昔はいっぱいいたと話していましたが、何か不気味さを感じ

  るのは私だけなのでしょうか?

 ニホンリスの足跡    これは?と思い写真を撮っていると木の根元から

  一目散で走り去った姿は、ニホンリス(ホンドリス)

  間違いありません、これで一つ覚えました。

  足の速い小動物を撮影するのは至難の業です。
 朴ノ木の冬芽   朴ノ木の冬芽。

  渋い色合いが妙に青空に映えています。
主尾根上    この時期の鍋倉山山頂へのルートは様々

  ですが、小屋先の支尾根に取り付き、頂上

  に続く主尾根に登るのが快適なようです。
 田茂木池    尾根から見下ろす田茂木池も水面が現れ

  時節の変わり目を教えてくれているようです。

 
 冬芽にエビちゃん   毛皮をまとった冬芽(辛夷かタムシバ)にエビちゃん…(エビの尻尾)
 霧氷の華   広い尾根上のブナの森、霧氷の華が咲いています、

  散る様子も花びらのようにきれいです。
 ブナの尾根のハイクアップ    広く穏やかなブナの尾根はお天気が

   良ければハイクアップも楽しい一時。
 霧氷の華   霧氷の華の散る所をカメラを構えて待ちますが

  なかなか思うようには撮れません。

 熊棚    熊棚です。

  秋に実った橅のドングリを食べた跡で、

  熊は枝を折ってドングリを食べ、食べ終わった

  枝をお尻に下に敷いて快適な座布団を作るのだ

  そうです。
 鍋倉山頂    11時17分 鍋倉山頂着

  やや風があったものの快適なハイクアップを

  楽しめました。
鍋倉山の山頂
 
  平坦な山頂からは360°の景色が楽しめるのも

  鍋倉山の魅力の一つです。
 滑降開始    風も冷たく早々に準備をして滑走開始。

  取り付き付近も舞った程度の降雪でとても

  パウダーは期待していませんでしたが予想に

  反して北斜面は良い感じです。

 パウダー感良し    ん!雪の感じが良いです。

  普段良い雪でいちいち止まりたくないので

  なかなか決めた写真は撮れませんが、今日は

  田村まゆみカメラマンが撮影してくれると言う、

  有難い申し出がありパウダーの感じをお伝え

  できるのではないかと思い少し解説風に滑って

  みました。
ワクワクのドロップイン
 
  ワクワクのドロップイン、雪の感触を確かめながら

  落ち込む斜面に滑り込みます。
  キラキラ輝くノートラックの雪面は美しい限りです。写真にとってもらえるのなら深廻りでスプレイ~!
スプレイを立てて 
 橅の縦縞の陰が美しい広大な斜面、安定しているとは言え、崩れ落ちるスラフは気になります。
 橅の森を滑る
 ウエーブに遊ぶ    鍋倉山の橅の純林は見事です。

  雪を味方に環境を独占状態、「雪で笑え!」

  橅が呟いているようです。

  ブッシュは全て雪の下、森の中の

  ウエーブで遊びます。
新雪は慣れ!!まずは雪面に浮くこと、あとはスキーの基本通りですがゲレンデとの違いは雪の深い分上下の運動が加わります。

最近のフルロッカー、ファットスキーなら極端な上下動をしなくても雪面に浮きそうなので、もっと簡単に新雪を楽しめると思います。    
 新雪滑降
イメージしたシュプールを思いのまま描く白いキャンバスは自然からの贈り物、有難くお借りいたします。
自然からの贈り物 
 ウエーブのリップへ    ウエーブのリップの手前です。

  ど後傾ですが!タイミングのストックを突きます。
 フラットからエッヂング     上体を谷側に落とし込みスキー板をフラットにして

   山側の腕を谷側に先行しつつ、徐々にエッヂング

   して行きます。
 上手くいきました。地形に合わせて思いっきり遊びます、こけても痛くありません。
 スノーサーフィン
 動画のチェック   斜度の落ち着いた所で動画のチェック、

  最近は動画の世界がスゴイですね。

  練習中デス。
 橅の樹に寄生するヤドリギの実、黄色と赤があります。実を潰すと納豆のように糸を引き背丈ほど伸びその強い粘着力で、  

ヒレンジャクなどの鳥の糞から枝に取り付き3~4年かけて幹に食い込んでいくのです。橅の林床は笹が多く茂っていて日が


当たらず、発芽が困難な環境です、ヤドリギはいきなり太陽の光を独占できる環境を樹上に求める戦略を編み出したのです。

橅と言えども落ちた実の発芽環境の悪いのは変わりありませんが、橅の実は落ちた地中で何年も耐える能力があり、なんと

数十年に一度枯れると言われている笹枯れの日までじっと地中で耐えているのです。えらいッ!私には真似できません。
  
 ヤドリギの黄色い実     ヤドリギの赤い実
 たまには二人で鍋倉山をバックに記念写真を撮りましょう、樹にカメラを引っかけて準備します。
 記念写真
ハイ!ポーズ…。 家に帰って鍋倉山に乾杯です。
鍋倉山に乾杯 

                   小口研治 田村まゆみの気まぐれ山日記 鍋倉山バックカントリースキー   2014年1月29日 鍋倉山バックカントリースキ

 鍋倉山全景   鍋倉山、橅の森の全景です。

  この森にはブナの巨木、森太郎と森姫が

  有名です。

 ぱふぱふパウダー    夜の降雪でぱふぱふパウダーのハイクアップです。

  新雪の滑降が目的ですが、ノートラックの雪面歩きは


  それなりに楽しい時間、嫌いではありません。
 雪面に映った木の陰が美しく、登りの苦労を癒てくれます。
 樹木の陰
 ハイクアップ    今日は山頂が目的ではありません。

  雪を楽しむ、雪遊びです。山頂と関田峠間の稜線の最低鞍部を

  目指し穏やかな斜面を登りますが、疲れたらそこでおしまい、

  ふかふか雪のなだらかな斜面を楽しむのです。
樹皮のステンドグラス文様     ありました。自然が描いたステンドグラスの

  デザインです、木の幹に付いた地衣類(菌類)

  の模様で濃淡がきれいです。


  不覚にも私は見過ごしてしまいましたが

  我がパートナーが見つけて撮影しました。
 ヤドリギの発芽    ブナの幹から発芽した寄生木。

  実生が樹の幹に付着して食い込み発芽するまで

  3~4年かかると言われています。


  ヤドリギは樹木の高い位置に生えているのを

  よく見かけますが積雪の多い鍋倉山ではこのように

  目線近くで見ることが出来ます。


  「寄生する木」と書き養分をいただいている悪い奴と

  思っていましたが、葉っぱが有り光合成して養分を作って

  いるわけで、寄生先が枯れるわけではないようです。

  たぶん、日陰の多い地面より光を独占できる高い位置

 を狙う戦略なのでしょう。
                                       自然の造形を楽しみながら登って、お昼のラーメンを食べていたら、今日はここまで!と言う事になり日向ぼっこ。

                                      谷の向かい斜面が面白そうだったので一人で出かけました。吹き溜まったサラサラの雪は急斜面では登る事が

                                      できない所もありルートを選びました。

 ブナの谷のハイクアップ
 ドロップイン    サラサラ地獄で登れそうになかった斜面が

   下にありますが上からは見えません。

  
 崩れ雪    ん!何か崩れっぽいな!
 ワ~~!崩れた雪と下方移動 (-"-)
 スラフを泳ぐ
 ベタ雪滑降    森を滑り降りれば鍋倉高原の広大な雪原が

  広がり初心者にも新雪の感覚が楽しめます。

  鍋倉山を目指す多くの熟達者は一直線に滑って

  帰ってしまう所ですが。
              滑るスキーのトップです、できれば動画のイメージでクラシックの名曲ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」をバックグラウンドにご覧ください。
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 通常滑る時は滑る先を見ていますが…。
 新雪を滑る
 濡れたカステラを切るような     強い日差しを受け雪が重くなってきました。

  濡れたカステラを切っているような感覚です。
 目いっぱいのベタ雪に萎えそうな気持を吹っ切って取り付きの小屋まで最後の一滑り。
 最後のバーン
 今日もお天気に恵まれて楽しい雪遊びの一日でした。
 鍋倉山全景2
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