小口研治 田村まゆみの気まぐれ山日記2014/8/30更新  2014年9月11日 上高地 横尾 外来種除去

 外来種除去作業   9月11日奥上高地 横尾にて外来種除去作業に

  参加しました。環境省レンジャー主導で上高地

  ネイチャーガイド協議会他学生28名余りでの作業

  となりました。
 奥上高地 横尾山荘付近   横尾山荘公衆トイレ付近、除去対象はヒメジョオン

  マルハギシギシ、セイヨウタンポポ等、登山者の靴や

  衣服に付着して運ばれた種から発芽し増えた ものです。

  大勢の登山者が休憩し、通過する公衆トイレ付近は

  特に多く、以外にもキャンプ場にはほとんどありません

  でした、風向きも影響しているのでしょうか?。

横尾公衆トイレ付近   外来種とは本来の植生には無くて外から入って来たもの

  を指します。

  横尾から先には侵入させないとの目論見ですが

  オオバコなど数が多すぎた取りきれないのが現状

  でした。
除去したマルハギシギシ   除去したマルハギシギシです、堅い砂地では

  根まで掘るのはけっこう大変でした。

  マルハギシギシの根は牛蒡の香りがしてキンピラ

  にすれば美味しいそうです…?
除去作業の結果   2時間余りの作業の結果です。

  今年は春の作業が出来ず秋のみとなりましたが

  機会があればまた参加したいと考えています。

 小口研治 田村まゆみの気まぐれ山日記2014/8/30更新  2014年9月1〜4日 槍ヶ岳ガイド

 槍ヶ岳ガイド   どうにもならないこの夏の天気。

  前日も雨の中上高地から諦め気分で横尾着。

  翌日は予想外の雲一つない晴天で槍沢を登り

  槍ヶ岳肩まであと一息です。
 槍ヶ岳穂先へ   槍ヶ岳山荘着後、山荘に荷物をデポして穂先へ、

  全員ヘルメット装着で安全を確保します。
槍ヶ岳山頂   槍ヶ岳山頂です、ガスの切れ間から時折

  青空も顔を出して皆様大満足の様子です。
小槍の穂先   眼下を見下ろせば小槍の穂先が異様に迫ります。
全員無事登頂でき、翌日は槍沢ロッヂ泊で余裕の天狗池巡り、ガスがかかりしばらく待ちましたが逆さ槍は映らず残念でした。
 天狗池
 天狗原分岐から天狗池への登山道は残雪が消えた後のお花畑が鮮やかな彩で、しばらく撮影タイムをいただきました、ミヤマキンバイの群生。
 ミヤマキンバイ
つい見逃してしまいそうなヒメクワガタ。 
 ヒメクワガタ
花の後も美しいチングルマの綿毛。 
チングルマ 
稚児車=チングルマ、草のように見えますが矮小低木で幹には年輪が刻まれています。 
 稚児車=チングルマ

                小口研治 田村まゆみの気まぐれ山日記2014/8/30更新  2014年8月24〜25 燕岳ガイド

 ヒメミヤマウズラ   雨の合戦尾根、燕岳にガイドしました。

  こうも雨が続くともうどうにでもなれ!です。

  今年もヒメミヤマウズラが「うずらの羽根文様」の

  葉を広げていました。

 ヒメミヤマウズラ   ガイド中はまともな写真は取れませんが

  3株ほど確認してシャッターを切りました。

  秋の花なのでしょうか、昨年は9月中旬に

  白い小さな花を咲かせていました。


  昨年9月19日のヒメミヤマウズラはこちら。

 合戦尾根第三ベンチ   合戦尾根は休憩ポイントにベンチがあり

  良く整備された登山道で歩きやすくこれも

  燕岳の人気の理由かもしれません。
 合戦小屋のスイカ   合戦小屋お約束のスイカ!

  雨にも拘わらずお客様美味しそうに

  召し上がっていました。
 雨のナナカマド   雨に濡れるナナカマド。

  ナノレベルの撥水ウエアを身に纏って

  見事な効果を見せてくれます。

  ハンの木のように濡れっぱなしの葉もあれば

  ナナカマドのように身を守るためにコストを

  惜しまない戦略に出ている種もあって興味は

  尽きません。
 水玉も良く見ればきれいなもの、雨もまた景色です。
 撥水効果
   気まぐれ山日記33へ     目次へ     お知らせへ