小口研治 田村まゆみの気まぐれ山日記  2013年ガイド

 2013年9月21日 台風一過、好天の槍ヶ岳に登りました。
 槍ヶ岳の穂先
 ステンドグラススタイル 気まぐれ山日記 槍ヶ岳   坊主の岩小屋 

  (2013年9月28日撮影)
 播隆窟内部   途中の通称グリーンバンドと殺生小屋の中間にある

  坊主の岩小屋(播隆窟)の内部です。

  槍ヶ岳を開山した播隆上人が48日間念仏を唱え参籠した

  と伝えられています。
 内部は意外と広くて明り取りの開口部もありました。  かまどの跡??
 播隆窟の開口部         かまどの跡
槍ヶ岳山荘への最後の登りで見たジンヨウスイバ。   こちらはコメススキの紅葉。
ジンヨウスイバ         コメススキの紅葉
               表銀座コースに現れた影槍!
 影槍
西鎌尾根上の滝雲、後ろは双六、三俣、黒部五郎と重なる裏銀座の山々。 
西鎌尾根の滝雲 
 9月22日 富士山と南アルプス、甲斐駒ヶ岳、右に下がって北沢峠、北岳、仙丈ケ岳とつづきます。
 富士山と南アルプス

 2013年8月ガイドの日々です。  
 槍ヶ岳 穂先へ     8月17日今年3回目の槍ヶ岳、穂先への登り渋滞中です。

   このような時にしか写真は撮れません。
 合戦尾根のイワカガミ
   8月22日燕岳に登る合戦尾根にて、色の対比がきれいな

  イワカガミの葉を見つけました。
 デザインモティーフ紅葉と黄葉    手前の小さい葉をめくって見るとその部分だけ

   黄葉していました。
 ザイテングラード     8月24日奥穂高岳

  前日からの激しい雨で難しい判断の朝、

  最終判断をザイテングラード取り付きと決め

  涸沢小屋を出発、しだいに穏やかになり

  取りつきでは薄日もさしてきました。




  
よくお客様から質問をいただく、

 
 「ザイテングラード」ってどんな意味ですか?

    ザイテン=
the

    グラート=
ridge

  ザイテングラード(ドイツ語) =側稜

  山頂から横に張り出す尾根、特に岩尾根

  普通は
「リッジ」と言いますが昔のインテリは

  ドイツ語で洒落たようです。

  ちなみにジャンダルム(フランス語)は前衛峰です。
奥穂高岳降り   やや風が強かったものの雨もやみ山頂を

  往復できました、最後の下りは簡易ハーネスを

  装着して安全を確保、今年から奥穂ツアーは

  ヘルメットを使用します。
 イワギキョウ白化品          残念写真 2点


   左はザイテングラードに咲く白いイワギキョウです。

  右は合戦尾根で始めて見たヒメミヤマウズラ、登りで見かけ

  降りで撮りましたが、狭い登山道で慌てて撮っても上手く

  撮れませんね…。 ピンボケ…。                       
合戦尾根のミヤマウズラ 

 ステンドグラス 山日記 ミヤマウズラ    9月19日

  時間があったのでヒメミヤマウズラを見に行ってきました。

  13日に通過した時は見ごろでしたがカメラ無し(-"-)

  もう花の後ろには種?ができていました。
 ステンドグラス 山日記 ミヤマウズラの花   ヒメミヤマウズラの花、種が出来始めています。
ヒメ ミヤマウズラの名前になったウズラの羽根文様の葉。
 ステンドグラス 山日記 ミヤマウズラの葉          ステンドグラス 山日記 ミヤマウズラの葉

8月27日 乗鞍岳快晴 
 乗鞍岳快晴
地元、松本の中学校のガイドを無事終了、学校登山に人気なのか

愛知の280名を含め4校、600人余りが頂上を目指しました。
 
         今日は田村まゆみガイドと同行しました。畳平鶴ヶ池にて。
 畳平、鶴ヶ池にて                 田村まゆみガイド
 加賀白山遠望    畳平、鶴ヶ池から遠望する

  加賀白山、今年春の15時間の

  ラッセル
を思いだしました。
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