小口研治田村まゆみの山日記小口研治田村まゆみ山岳ガイドの山日記  2025年7月1日   荒船山 ・ 荒船風穴

 特徴ある山ですが眺めているばかり、最短コースの荒船不動尊~星尾峠ルートを選びました。
 星尾峠
 平坦な台上地形は1.6km余り、公園を歩いている様で快適です。
 台上の遊歩道
 荒船山の大岩壁上の艫岩展望台
 艪岩展望台
荒船山大岩壁 
 登りながら気づいた!選択したコースは大岩壁が見えない!(笑)
 展望台
 鹿の食害が酷い状態です、シャラの木(夏椿)でしょうか樹皮がすっかり食われいずれ枯れる運命です。
 鹿の食害
 経塚山   荒船山(経塚山1423m)山頂
 世界文化遺産    下山後に「荒船風穴」を見学しました。
  上高地周辺にはいくつもの風穴を見ることができますが
  荒船風穴は規模が大きく明治から昭和にかけての製糸産業を
  支えた蚕種貯蔵所です。
 蚕種貯蔵所跡、石積からはかなりの冷風が吹き出ています、この石積の上に作業建屋があったのです。
 荒船風穴
 一番上部の冷風の吹き出し口、駐車場から徒歩15分噴き出した汗が収まりました。
 蚕種貯蔵所跡

                   小口研治田村まゆみの山日記小口研治田村まゆみ山岳ガイドの山日記  2025年6月8日~13日  佐渡島山旅

 新潟港より佐渡汽船のカーフェリーでカモメに見送られながら出航しました。
新潟港のカモメ 
 カモメ
 おしゃれな建物、ドンデン山荘の駐車場から登山開始。
 ドンデン山荘
 樹林帯を抜けると眺望が開け尻立山山頂へ。
 尻立山
 爽やかなドンデン高原を歩き論天山、ここで折り返し金北縦走路へ。
 論天山
 金北山縦走路最初のピーク マトネ(笠峰)
 マトネ
 ネマガリタケ    お!ここで思いがけない拾い物、ネマガリタケ。
ビールのツマ    皮のままサッと湯がいて醬油、マヨネーズでいただきます、
   数本有れば十分、ビールのツマミに最高です。
 眺望の良い稜線歩きは快適でした。
 稜線歩き
 変わったカタカナ地名が気になる所です。
 ツンブリ平
 時間切れで「真砂の芝生」地点で折り返しドンデン山荘に戻りました。
 ドンデン登山口
 翌日は白雲台から妙見山へ。見事なブナの純林、何故か株立ち??
 ブナの純林
 佐渡島に着いてまず気になった山の上の巨大な構造物、デカイ!
 妙見山、金北山
 妙見山山頂に設置された巨大な施設、防衛最前線なのです。
 妙見山レーダー施設
 妙見山山頂から金北山は防衛省管理道路で登山道歩きとは趣きが異なるのです。
 防衛省管理施設
 金北山、こちらの施設は廃屋でした。
 金北山
 金北山山頂、佐渡島の日本海側と島のくびれた部分の田園風景が見渡せました。
 金北山山頂
 縦走は一部残りましたが次回の楽しみとして後はお約束の佐渡金山巡り。
 佐渡金山
 歴史的建造物として保存されている宿根木集落、言葉を失うほどの感動、日本文化を感じました。
 宿根木集落

                                             小口研治田村まゆみの山日記小口研治田村まゆみ山岳ガイドの山日記  2025年5月28日   残雪山行

   今シーズンはBCスキーもそこそこ堪能して板仕舞いも終わり終了、 快適な車中泊シーズンを迎えて
ぶらり出かけました。山は程よく残雪が残り雪と岩のコントラストが美しい季節です。
雪面が穏やかな爺ケ岳、岩肌が荒々しい鹿島槍ケ岳、五竜岳と連なります。
 爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳
 日本海までドライブ、適当な谷の林道歩きを楽しみますがまだ除雪中でした。
 残雪の林道
 ようやくの雪解けで顔を出したふきのとう。
 ふきのとう
 少し高度を上げれば雪解け直後の日当たりのよい法面に柔らか絶品のコゴミが仲良く頭をもたげていす。
 コゴミ
 山菜として利用できるナルコユリやアマドコロと似ているホウチャクソウは有毒です。※茎が分岐している。
 ホウチャクソウ
 厳しい地形の奥山は治山のための林道が奥深くまで整備され、この時期は面白いフィールドなのです。
 残雪の林道
 里山ではすでに終わった山菜シーズン、わらび、ふきのとう、コゴミと奥山はこれから少しは楽しめそうです。
 山菜山行
 素晴らしい夕日を拝みながら、早速コゴミを茹でてビールで乾杯!醬油+マヨネーズが最高!
 夕日を拝む
   山日記e16へ          目次へ          問い合わせへ