気まぐれガラス日記17気まぐれガラス日記17   2018年4月11日  テーブルランプ制作

 ランプ台の素材    テーブルランプのベース(台)の素材として建材に

  使われてきた欅(ケヤキ)の古材を加工します。

  何に使われていたのか不明ですが材は硬く、木目

  はぐちゃぐちゃ状態です。
 欅の加工    適当に墨をして強引にカットして行きます。
接合部の加工    ランプベースとの接合部、素材の銅の加工で

  右のように丸く曲げロウ付けします。
接合部断面    接合部の拡大厚みの違うガラスを

  鉛で受け、銅で滑らかな円形にして

  木部と調整していきます。
接合部溶着    鉛と銅の部材を溶着します。

  ガラスの末端を銅素材にすることで

  木部に正確にフィットさせることができます
台の完成    欅(ケヤキ)台の上にピタリはまるように

  受けとなる円形の木をセットしてあります。


   この木は槐(エンジュ)の輪切りで加工が

  簡単です。
ランプの組立    ランプの制作です。鉛からガラスを2段立ち上げ

  両面半田を仕上げて、3段目は仮止めをして上段を

  組んでいきます。
組み上がり    仮止めから上が組み上がりました。
仮止めを外す    表を半田で仕上げ、仮止めを外し、内側を

  半田と着色、表面処理までします、組み上がり

  後では内側の処理が難しくなります。
ジョイントして完成    これで上下をジョイントして着色、表面処理を

  して完成です。

                            気まぐれガラス日記17気まぐれガラス日記17  2018年1月17日  新着ガラスの紹介

 ランバーツアンティークグラス    ドイツで作られている手吹きのアンティークグラスです。

  私のパネル作品にしばしば登場するガラスですが、これほど

  視覚に訴え、作品の個性を決定づけるガラスもそう多くは

  ありません。ガラス素材としてのランクも最上位に位置して

  います。
 フリモント社アンティークグラス   アンティークグラスです。新しい感覚の色の流れは

  「さあ、どんな作品に仕上げようか!」と、思いは巡り

  眺めているだけで時のたつのを忘れます。
 アンティークグラス、ブルー    落ち着いたブルーの色合い。

  ガラス表面に施された微妙な歪みが

  透過した風景に変化を与えます。
白と淡い黄色の流れ   白と淡い黄色の流れが軽快な一枚。

  以上、3点はアメリカ ワシントン州

  シアトルのフリモント社で作られている

  アンティークグラスです。
 ヤカゲニィグラス    微妙な乳白色のベースに2色の流れ、

  ランプシェードやランプに使用します。

  アメリカ ヤカゲニィ社製
 ウロボロス    100年前のティファニー工房をお手本に

  ガラスを作っているウロボロス社製です。

  光の入る窓にも合いそうな鮮やかな色合い

  で、以前、赤いロンデルグラスと合わせて

  良い感じし仕上がりました。
ブルズアイ    何のイメージもないまま入手した

  ブルズアイ社製の渋い風合いの1枚。

  さあ!どうしましょうか?

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