Pub Mirror 長くガラスにかかわっている中で色々なものを作りました。 パブミラーもその一つです。 |
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もともとイギリスの酒場(Public House)やアメリカのバー(Bar)の壁に ディスプレイされていた、ロゴが入った鏡です。 |
作り方は、クリヤーガラスの裏側から、プリントやエッチングで ガラス絵を描き彩色して鏡加工をしました。 ※このミラー技法はグラスプラネットの作品にも使いました。 |
先日工房を整理していたら、私の初作品?が出てきました。 ステンドグラスの修行中、勤務していた工房で捨ててしまうガラス片をもらって来て作りました、バックのガラスは拾って来たすりガラスです。 30数年前、まだ一般にはガラスが手に入らない時代でしたし、鉛線組専門でコパーホイルテープも知りませんでした。 薄い銅板を切ってガラスに巻いて組み上げた初めてのステンドグラスです。 |
この単純な色使いがステンドグラスの原点、 ステンドグラスはガラス工芸です。 まさに「色をして歌わしめよ」なのです。 |
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中心の部分のグリーンのガラスは、 ニッカウヰスキー「ブラックニッカ」のボトルを利用しました。 ガラスが厚い分、深みのある良い色です、ガラスの模様は 「ハマ」です、ガラスのエッヂをニッパーなどで欠いて 蛤の貝殻のような効果を出します。 |
ステンドグラスの取り付け見本を作りました。 | |
210×600mm余りの小品です、ブルーのフラッシュガラスをブラストしてゴールドピンクをフュージングしました。 | |
見本ですが、どうせ創るのならフルアンティークのガラスで雰囲気をだします、瑪瑙もうまく使うと効果的です。 |
この写真に写っているのは星型のガラスのオブジェ。 窓際に吊るし て置けば自然光を通してガラスの色がきれいです。 以前、穂高岳を案内させていただいたお客様で、当時はイギリス にお住まいでした。 色々な資料をお送りいただいた封筒に貼ってあった、 たぶん雑誌の切り抜きだと思います。 |
普段はこのタイプのガラスは作品には使いませんがカタチが かわいかったのでランプ仕立てに作ってみました。 |
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