小口研治の気まぐれガラス日記  ステンドグラスパネルの制作

 ステンドグラスパネルのスケッチ    山のご縁からお話をいただいたパネル作品の制作です。

  まず、どのようなデザインにするか、スケッチから始めます。

  新築される事務所の開口部に納めるステンドグラスパネル、

  イメージは山がお好きなオーナーご夫妻と新たな事務所の

  エントランスをガラスを透した清々しい光で満たすことができれば、

  との願いを込めました。
 ステンドグラスパネル型紙制作   おおよそのデザインが決まれば原寸の

  型紙を作ります、パネルの寸法は特に

  正確さが求められる作業となります。
 原寸の型紙制作    デザイン画はめやすとして描きますが

  原寸の型紙上でバランスを見ながら納得

  するまで変えてゆきます。
ステンドグラスパネル 山なみの部分     山なみがイメージどうり描けました
 ステンドグラスのガラス選択    ステンドグラスで一番重要なガラスの選択です。

  どのようなガラスを使用するかでまったく違う作品

  になるからです。

  最も緊張する作業ですが、思い描いたイメージが

  ガラスによって描かれて行く過程は、作り手にとって

  わくわくする楽しい時でもあります。
 ステンドグラス空の部分のアンティークグラス    空をイメージした部分のガラスです。

 記念写真    たまには記念写真!
 ステンドグラスパネルガラスカット終了    全てのガラスカット終了。
 3分割のパネル    この作品は、縦に3分割して2本の

  真ちゅう
H桟が補強として入ります。
                   山なみと空のステンドグラスパネルの完成 「山なみと空」のステンドグラスパネルの

完成です、空の真ん中の透明なアンティーク

グラスには、遠望する常念岳が映し出され、

アンティークガラスを透した光が室内の白い壁に

映し出される計算で、取り付けが楽しみです。
 
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