小口研治の気まぐれガラス日記  ステンドグラスパネル制作風景 

 ガラスのレイアウト    ドイツの手吹きアンティークグラスのメーカー

  ランバーツ社のバリゲイト、今は無きフィッシャー社

  の復刻版をメインにしたデザインです


  現物のガラスをトレースしてレイアウトを決めて

  行きます。
 アンティークグラスのカット    ガラスと相談しながらデザインして行きますので

  原画は有りません、表情の豊なアンティークグラス

  活かすも殺すもこの時の感覚で決まります。
パネル作品の組立     ガラスのカットが終わればステンドグラスの

  創作はほぼ終わり。あとは職人仕事です、鉛桟で

  組み立てますがこれがパズルのようでけっこう

  楽しいのです。
 パネル作品の完成    アンティークグラスのパネル作品完成です。

  正面からの画像はこちら。

   ステンドグラスパネル制作風景 2
 ステンドグラス制作風景2    このパネル作品もガラスで絵を描くような

  感じです。このような作品は、依頼していただいた

  お客様にはおおよそのイメージをお伝えするくらいで

  心苦しい所ですが…それでもお話を伺いながら

  書を嗜む事、ピンクがお好きな事などヒントを

  いただいています。
   ステンドグラス制作 組立行程    パネルの組立です。

  アンティークグラスは手吹きのため厚さが

  均一ではありません、時には鉛桟に入り

  きらない位の厚みの物もあり苦労します。
 ステンドグラス 組立行程   このパネルは上下2分割しました。

  下の部分の組立です。

 ステンドグラス 組み上がり    ほぼ組み上がりました。

  鉛桟のシャープな仕上がりがアンティークグラスを

  引き立てます。
ステンドグラス パテ詰め行程     組み上がったら全ての隙間にパテを丁寧に

  詰め込みます、薄いガラスの部分にも入り

  パネルに強度を持たせる行程です。
 ステンドグラスパネルの完成    完成!

  アンティークグラスの良さを最大限意識しました。

  全体の画像はこちら。
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