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木曽平沢のデザイン |
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木曽平沢の町を歩きました。 平沢と言えば漆器の郷で、同時にものづくりの街でもあります。 最近はオシャレなギャラリーも増えてなかなか良い雰囲気でした。 小、中学と木曽福島で過ごしたので木曽は懐かしい風景でいっぱいでした。 写真は、新しいギャラリーのようです。 |
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再生された建物に鉄の仕事がしてありました。 新しい感覚です。 |
入口の床に張った板は何かに使われていたのでしょうか?荒削りの部分との組み合わせが見事です。板の両側はたぶん、コンクリート面に布を漆で張ったのでしょう。 長い間職人さん使った、漆の樽をたまに見かけますが、意図しては絶対できない美しさを感じます、まだそんな素材が、歴史のある街には眠っているのでしょうね。 |
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なにげに見かけた窓。 ステンドグラスを意識してつくられたデザインにまちがいありません。 真ん中のひし形のガラスが歪んでいるのがよく分かります。 まだ板ガラスを作る技術が途上の頃のものです、しかし味はあります。 写真を見ていて気が付いたのですが、右上に何か写っています、 たぶん換気口だと思いますが、まわりのデザインがヤバイ! もう一度見に行かなくちゃ。 |
このお宅の前景です。住んではおられないそうですが良く手入れされています。和洋折衷の最たるデザイン、左側の和、右の洋。見れば見るほどすごい! 和の漆喰は黒く塗ってあります、二階の窓のまわりの漆喰の太い枠、洋の窓のデザイン、真ん中に斜めに配された玄関等々、絶妙なバランスでたたずんでいました。 |
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メインストリートでお見かけした白い漆喰が美しいお住まい。 専門的には分かりませんが、漆を塗った後の漆器の乾燥には 空気の乾燥を嫌い、湿気が必要なので窓を小さく、土蔵造り になったようです。 |
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もうだいぶ朽ちかけた土蔵造り、漆喰の剥げたむき出し の土壁、年月に耐えた板壁、必要から生れた素材と形、 何かしばらく見入ってしまいました。 |
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朽ちかけたオブジェを寂しく見学した後、ありました。 素晴らしく簡素な白と黒。まちがいなく塗師さんの仕事場 です。 |
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これを「要の美」と言います。 |
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