北陸アルパインサービス 奥穂高岳 こぶ尾根登攀 |
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2012年10日7〜8日 奥穂高岳 こぶ尾根を登りました。 写真の赤い矢印の所がこぶ沢、右がこぶ尾根です。 沢に雪の詰まった5月にスキーを背に登って以来、10月この時期は初めてです。 |
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稜線には前日に降った雪が薄っすらと積もっています。 赤い矢印の先には残雪が見えますが、この辺の通過がこの時期の核心でしょうか? |
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岳沢テンバ 13:00着 テントと酒盛りの準備をすませ、偵察です。 | 険悪な景色〜どこ登るん〜? |
上高地から見えた残雪塊 ↓ | 素直に右岸を巻きます。 |
こぶ沢本流と、こぶ尾根に突き上げる通称「草付きルンゼ」の分岐を確認して偵察はおしまい。 しかし!左の写真の悪い巻きは、落石の危険大で、懸垂で降りて50mロープを明日のために 残置しました。 |
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10月8日 4:30 岳沢小屋前出発。 | 残雪塊を右岸で巻き、核心通過! |
難所の巻きを通過後、カムを決めてワンピッチ。 | 分岐の正面三角岩、左が本流、右がこぶ尾根に突き上げる「草付きルンゼ」入口。 |
ルンゼと言うか涸れた滝? | ひたすら登り! |
草付きが終わるとガレてやや斜度が落ちます。 | 7:30 こぶ尾根の稜線、テンバ跡着。 |
8:40 こぶ岩着、ロープの出番。 | 10:20 こぶ岩頂上 |
こぶ岩からの懸垂、空中懸垂下りすぎ注意。 | |
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こぶ岩様をバックに 雄叫び! | 12:00 こぶ尾根の頭 着 |
河童橋から望む穂高岳は、日本の山岳景観を代表する一つです。 こぶ尾根は南陵と共にそのど真ん中登る魅力的なルートです。 今回はお天気にも恵まれ楽しい登攀でした。(小口研治 田村まゆみ) |
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