春を探しに (3) |
3月27日 扉温泉から前鉢伏山に登りました。 | このコースは北面で、まだ春は期待できません。 |
扉温泉登山口からわさび沢に沿って登って 行きますが、予想どうり春はまだまだです。 |
3時間弱で山頂着、1650mm付近から残雪多く、4〜5人のトレースもありましたが 引き返していました。ルートが不鮮明の所もあり天候によっては賢明な判断なようです。 |
山頂直下はルート分からず直登しました。 |
下界はフキノトウなど山菜が楽しめますが、山は4月を過ぎないと春を感じるには早いようです。 そんなわけで、美味しそうなわさび沢の天然氷を少しいただくことにしました。 |
コンビニ袋に雪でパックして保冷します。 |
天然氷は雪を取り、冷凍庫でキュッとしめて。 | わさび沢天然氷柱のオンザロックの出来上がり! 百均のグラスにペットボトルのウヰスキーで十分美味しいです。 |
春を探しに(4) 下諏訪 樋橋〜二ッ山 |
下諏訪から国道142号を和田峠に向かい、樋橋(とよはし)で左折して林道に入ります、 橋を渡った辺りに駐車しましたが、山仕事の大型車が入るので注意が必要です。 |
古い地図をたよりにそれらしき入口から登りはじめます。以後頂上まで標識はありません。 赤布、赤テープは山仕事のための物であてになりません、最後は踏み跡も無くなり地形図と 地形を読みながら頂上を詰めるコースです。 |
登山道と言うよりこれはバックホーで削った防火帯。 | ワダチもある快適なカラマツハイウエイです、いまの所は! |
朽ちかけた鳥居でハイウエイは終わりました。 | コナラ林の快適な尾根歩き。 |
いずれも朽ちかけた鳥居を三つくぐると、石碑がある小ピークに出ました。 途中から踏み跡も怪しくなり最後の鳥居からは踏み跡もなくなりました。 |
石碑には二ッ山とあります。 |
石碑から笹薮をかき分け約30分で頂上着。 信仰の山なのでしょう、最後の鳥居から頂上まで石碑や祠をたくさん見かけました。 |
頂上では鹿さんのお出迎えです。それにしても鹿の多いこと 笹薮は鹿の糞だらけで閉口しました。 |
鉢伏山〜三峰山縦走路の分岐です。 | こんな標識がありました、マジで!下訪諏からして間違い! 少し踏み跡や赤テープをたどってらしき尾根を降ってみましたが登山道や 踏み跡らしきものは見つからず登り返しました。 |
下山は笹と大量の鹿の糞の上をかき分け、忠実にトレースを戻り林道へ、 ん!通り過ぎた所に階段が? |
ありました、小さな標識でした。 (-_-;) |
春を探しに(5) 戸谷峰 | |
2013年4月1日 松本市郊外の里山、戸谷峰に登りました。 松本から国道254号線で三才山方向へ、トンネル手前の 野間沢橋が登山道入口です。 |
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ニリンソウ群生で有名になった戸谷峰ですが 頂上直下の稜線はまだこの時季春を感じるには 早すぎるようでした。 |
戸谷峰山頂 | 少し霞んでいましたが素晴らしい北アルプスの眺めを堪能しました。 左奥、大キレットを上がった南岳、中岳、槍ヶ岳と続き、手前が常念岳です。 |
今、里山は1300m位まで日当たりの良い斜面では ダンコウバイやアブラチャン、マンサクなどの黄色い花が 枯葉色の林を彩っています。 下山途中ニワトコの新芽を見つけました。 |
新芽の上のプチプチしたかたまりが蕾で、 もうすぐ赤紫色の蕾から白い花を咲かせます。 |
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ニワトコは漢名を接骨木と言い、枝や幹を煎じて水飴状に なったものを骨折の治療の際、湿布剤にしたそうです。 ヨーロッパでは、エルダーフラワー(西洋ニワトコ)を 「万能の薬箱」と呼び風邪や花粉症に用いるとのこと。 写真は、エルダーフラワーシロップです、マスカットのような 爽やかな良い香りがするヨーロッパでは人気の高いハーブです。 余談でした。 |
左下に見える低木がニワトコの木です。 桂の若枝も赤く萌え始めていました。 雑木林の春はもうすぐです。 |
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