2016年4月8日 諏訪 御柱祭 山出し |
4月8日諏訪大社 下社の御柱祭に参加しました。改めて説明するまでもないほど有名なお祭りですが危険が伴う事から 安全性を考慮して規制が厳しく行われ、見物席の確保も大変なようです。曳行も氏子のみ許されています。 まずはハイライトの木落し坂を上から見ると、斜度35度、最も急な所もはそれ以上で下が見えません。川の向こうが観覧席です。 |
木落し坂から御柱が安置してある「棚木場」へ、 途中の集落で待機中、氏子のワンコ。 |
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棚木場から細い山道を曳行して やや道が広くなる萩倉集落。 |
御柱から延びる元網近くの中綱に曳子は 細い綱 (小綱) を付けて曳きます。 |
それぞれ間合いを調整しながらポジションを確保。 |
木遣り衆。 曳行する氏子たちの士気を高め、大勢の曳き手の心が一つになるよう唄う木遣り。御柱祭には欠かせ ません。 |
前半の見せ場、大曲の通過。 |
お神酒 祭りといえばやはり欠かせません。 枡のペンダントもいいですね〜 さすが前半のみで木落し近くになると 危険!飲めません。 |
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怪しい氏子で〜す。 |
木落とし坂に到着、これから急斜面に 向かいます。子供や女性で自信のない 人は迂回路で下るよう呼びかけが繰り 返され緊張が高まる所です。 |
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御柱先端。 |
なんと!一番急斜面のヤバい位置に。見下ろせば砥川沿いに観覧席、昨年中日には23万人の人出があったとか。 |
いよいよ木落とし、先端が せり出してきました。 |
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追い掛け綱が斧で切られ滑り 落ちて来る御柱。 |
見事!きれいに落ちました。 | |
先端も落ちることなく最高の出来。 |
秋宮二の御柱、最大傾斜35度、長さ100mの急坂を男たちを乗せたまま落ちる巨大な柱は圧倒的な迫力。 この後「注連掛」まで曳行して山出しは終了、後は打ち上げで盛り上がります。 |
2016年3月26日〜27日 霞沢岳西尾根 |
春の陽気と先輩に誘われ霞沢岳に登りました。通常無雪期には上高地〜明神〜徳本峠〜K1〜霞沢岳のルートで登りますが 冬から春にかけて残雪期のバリエーションとして西尾根が登られています。坂巻温泉Pに車をデポし(有料)、国道158号を歩き 〜釜トンネル内を標高差145m余り登り、太兵衛平砂防事務所入り口が取り付きとなります。思っていたより残雪がありました。 |
取り付きから笹の藪漕ぎ、強烈です。 バリエーションに登山道はありませんから 当然のことですが、さすがアプローチが 良い人気ルート、踏み後はしっかりついて いました。 |
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前日辺りの寒気の入りで積もった雪が日陰に 残っていて冬の名残を楽しみます。 |
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陽だまりの雪の上に浮かび上がった動物の足跡。 たぶんテンのものと思いますが、何を思っての 行動なでしょう?想像してみるのも楽しいですね。 |
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本日のテント泊地点15:00着 雪庇の名残のある稜線、予定していた 2300mから1時間ほど登った地点で 乗鞍岳が遠望でき快適なスペースが 確保できました。 |
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テント泊の楽しみは飯と酒以外はありません。 昔の岳人はこれに歌がありますが、最近は テントも個別でほとんど歌を聴くこともなくなり ました。今回は先輩が飯を炊き、なんと手巻き 寿司です。これにメンバーのザックから際限なく 各種の酒が出てくるわけですから、盛り上がら ないわけがないのです。 |
3月27日 西尾根から遠望する乗鞍岳の山並み。 |
4時起床、しっかりとした朝食で腹ごしらえをして 6時出発、絶好の登山日和、頂上肩からご来光 です。 |
霞沢岳西尾根の核心部。 |
難しい所はありませんが危険がないわけ ではありません、ロープを出しました。 |
正面に奥穂高岳、右に前穂高岳、左が西穂高岳、日本を代表する山岳景観の一つです。 |
プチ岩場を越えれば穏やかな登りで 頂上は目の前です。 |
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乗鞍岳と御嶽山を背に雪で舗装された ハイマツ帯を辻中ガイドと登ります。 無雪期には背の高いハイマツに覆われ 下降するもハンパではありません。 |
霞沢岳 (2645m) 快晴無風 |
頂上にて熱いお茶で体を暖め、 雪稜を下山します。遠くには 加賀白山の山並みが青い景色に 浮かんでいるようです。 |
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岩場は懸垂下降で降りました。 ちょっとした高度感が良い刺激です お助けロープがフィックスしてありましたが ここには不要です。 |
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10:45テントを撤収して長い尾根の下り 雪が少ない所もガチガチに凍結していて 歩きにくいこと、楽しい後に難有りです。 |
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最後ダメ押しの笹の藪漕ぎ。 | |
13:00取り付きに無事下山。 皆さまお疲れさまでした。 そしてありがとうございました。 |