山岳ガイド山岳ガイド小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドのステンドグラススタイルの山日記ステンドグラススタイルの山日記2  2016年5月19日 乗鞍岳BCスキー(4)

   今年最後の春スキーです。雪の少ない冬を過ごし春スキーもあまり期待していませんでしたが、久しぶりの乗鞍で区切りをつけるつもりです。

まったくモチベーショの上がらない田村まゆみガイドをだましだましひっぱり出してギリギリ始発のバスに乗り込みました。平日ということもあり、

お客様は15人ほどです。5月21日からは大雪渓口までバスの運行が始まります。晴れたらもう夏スキーの気分でしょう。

乗鞍岳の登山、スキー、スノーボード、残雪状況の情報はこちら
http://www.norikura.org/
 乗鞍岳大雪渓口     トイレと休憩所のある大雪渓口まで

  除雪が進んでいます。もう初夏の温かい

  気配が感じられる景色です。
 大雪渓登り    大雪渓の登りです、それにしても同じバスに

  乗ったお客さん皆ペースの早いこと、はるか上を

  登るすがたを眺めながらゆっくりペースです。
蚕玉岳山頂    本日の目標地点、蚕玉岳山頂着。
 稜線から見下ろす権現池、なんとも美しい残雪とブルー。
 権現池のブルー
 山頂にて    サア〜!バリバリ滑るド〜!
 蚕玉岳ピークから剣ヶ峰山頂を横目にドロップイン!
 ドロップイン
 ホールラインに向いた時、この一瞬の浮遊感がたまりません。
 ホールラインへ
 ファットスキーの滑り    強い日差しで緩んだ雪面も浮力の大きい

  ファットスキーは快適そのものです。
 急斜面は気合だァ〜!
 気合だあ〜
 至福の時    これぞ、至福の時、言葉では

  とても表現出来ません。
 至福の時ももうわずか、終了点に滑り込みます。バス料金往復2.500円とコンビニ飯で

この充実感と満足感、そして家に帰って飲むビールの味、これ以上を私は知りません。

 終了点へ

                  山岳ガイド山岳ガイド小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドのステンドグラススタイルの山日記ステンドグラススタイルの山日記2  2016年5月18日 乗鞍岳BCスキー(3)

 あまりの好天予報に三度乗鞍に出かけました。
 乗鞍岳晴天
 開山碑
   10日前と比べて1mくらい雪が消えていました。

  好天続きでみるみる溶けていく感じです。
 開山の碑   5月8日、まだ碑の立つ岩は雪の下でした。
登山道脇の像      大雪渓口手前50mくらいの位置に碑や像が並んで

  います、雪が消えれば沢筋に登山道があるのでしょう。
 滑降ライン    オレンジの線が本日予定の滑降ラインです。
 大雪渓登り    夏にも残る大雪渓付近の登り、広大ないくつかの

  斜面を選びそれぞれのスタイルでラインを取ります。
ソロクライム    今日はシーズン前のトレーニングを兼ね一人

  雪面を踏みしめ雪の感触を楽しみます。

  強烈な
日差し、日焼けは禁物です。最近は

  patagoniaのフェイスマスクを愛用しています。

  日焼け止めクリームもよいですがサラッと

  した肌触りが良いのです。
 乗鞍岳稜線より望む北アルプスのパノラマ
 北アルプスのパノラマ
 権現池雪解け    雪解けのブルーが美しい権現池
 蚕玉」岳山頂     剣ヶ峰をバックに蚕玉岳山頂
 剣ヶ峰山頂と頂上小屋の中間点がドロップポイント、覗くと本日は未滑降です、自分だけのシュプールを描けました。
 シュプールを描く
 修学旅行生    大雪渓口から高度を下げるとスプーンカット

  になりかけたようなデコボコ雪面をだましだまし

  下り、終了点に近づくと賑やかな声が聞こえて

  来ました。
 雪遊び    どうやら、県内の中学生の修学旅行中の

  雪遊びのようです、この最高のお天気楽し

  そうに歓声を上げていました。
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