2010年GW 槍ヶ岳〜横尾尾根〜本谷BC |
風雪の中、槍ヶ岳山荘着。 GWともなれば雪面にトレースもしっか刻まれ 無雪期の登山道に比べればはるかに登りやすく 快適です。 |
素晴らしい青空です。昨夜降り積もった雪が以外と多く、予定していた大喰岳からの滑降は雪崩の危険性があり 槍沢に落としてほしくない、との小屋からの警告もあり槍沢を滑り天狗池〜横尾尾根〜本谷のルートに決定。 |
槍ヶ岳山荘前から槍沢にドロップイン。 |
広大な槍沢の新雪を腹いっぱい味わい、長〜いトラバースの勢いで天狗池に滑り込みです。大喰岳からの 出会い付近は吹き溜まりで50cm余りの積雪、この時期降れば冬に逆戻り、雪崩には細心の注意を! |
全て雪に閉ざされた氷河公園を 横尾尾根の最低鞍部を目指します。 |
南斜面の積雪は15cm程度です、念のためピットを掘って弱層のチェック。 |
しんどい思いをして登って来たご褒美、来てよかったと思う至福の時。 ん!所々雪崩てるな〜。 |
雪崩の跡を気にしながらドロップイン。 | |
強い日差しで緩んだ雪に足を取られました。 |
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踏ん張ったとたん足元の雪がスパッと切れ 雪崩落ちていきました。薄い表層雪崩ですが 気持ちの良いものではありません。 下方谷底は涸沢との出会い。 |
左右からズブズブと落ちてくる雪崩を避けながら 本谷と涸沢の出会いに着きました。パートナーは 涸沢カールに登り返しもう一滑り、私は屏風岩の 裾を滑り横尾へ、とても快適とはいきませんが横尾 近くまで滑り、最後は渡渉のおまけつきで終了。 |
2009年GW 槍ヶ岳BCスキー |
4月30日ゴールデンウイークの始まりです。 今年は槍ヶ岳を目指します、上高地から22km スキー、ブーツ、ヘルメット、ピッケル他装備全て を背負い今日は槍沢ロッヂへ、プラスチックの 塊りのブーツは特に重く、しかもザックに納まり の悪いこと、パッキングにはアイデアが必要です。 ブーツを履けるのは中間地点の横尾当たりから。 |
槍ヶ岳は上高地から槍沢コースでは穂先の 見える位置は槍見河原とロッヂ辺りでちょこっと 見えるだけ、苦しい登りで通称グリーンバンドを 越えるといきなり目の前にそびえる槍の穂先が 一歩々近づいて来ます。 |
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急になった斜面はシールからアイゼンに。 | |
穂先も迫り肩の小屋、槍ヶ岳山荘も目前です。 |
槍ヶ岳山荘で休憩後、足慣らしで飛騨沢を一滑り。後方奥は笠ヶ岳〜抜戸岳〜弓折岳への稜線。 |
5月2日大喰岳にハイクアップ開始。 因みに、大喰とは山の獣、カモシカや ライチョウの餌場であった場所と言われ ています。 |
大喰岳(3101m)山頂、ドピーカン!穂高連峰の絶景。スキーの後ろが乗鞍岳、その奥に薄っすら御嶽山が見えます。 ピッケルの上が西穂高岳、左に登ってジャンダルムと尖ったロバの耳、大きな白い奥穂高岳、ピークが平に見える白黒の 北穂高岳、左端の四つのデコボコが前穂高岳、手前の白い南岳、一番近くは中岳と続いています。 |
この瞬間のためにお金にならない汗をかくのです。 |
大喰岳から槍沢へ滑るルートは中間部までは 穏やかな傾斜で快適そのもの。 好天時に限りますが。 |
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中間部辺りからやや傾斜を増し緊張しますが すぐに槍沢と合流してホットします。 |
秋には見事な紅葉が広がる丸山の大雪原、大曲からババ平へ滑り込めば終了点の槍沢ロッヂはもうすぐ。 |
2008年2月16日 白山麓パウダー |
白山山麓は金沢や白山市(松任)の我が家からでも 1時間余りのアクセスで豪雪地帯となります。山麓には いくつかのスキー場がありますが昨今のスキー観光 事情もあり閉鎖された所も多いようです。広いオープン バーンが続くゲレンデ跡はバックカントリースキーには とても魅力的です。朝、目を覚ますと予報どうりの積雪 でした、早速向かったのは数年前に廃止となった中宮 温泉スキー場跡地。地元の方の迷惑にならないように 駐車スペースを確保してハイクアップ開始。 深い!ストックが底に届かないほどで膝までラッセル…。 |
余りの積雪の多さにトップまでのハイクアップはあきらめ適当な斜面で遊びます。 |
北陸の重い雪、トップを下げたらあきまへん、はまります (^_^;) | |
オーバーアクションの中Rターン。 最近はスキー特性の進化やスノーボードの 影響などもありハイスピードで地形いっぱいに 弧を描く滑りが主流のようです。 |
地形を感じながらスピードアップしないとシール歩行で帰る羽目になるのです。 |
無事終了!まだまだ雪は降り続いています。 |