2018年6月9日 乗鞍岳 |
各地で豪雨が猛威を振るい、お隣の岐阜県も災害に見舞われた地域もあり、被災された皆さまには 心よりお見舞い申し上げます。台風一過のような青空の下、乗鞍岳に出かけましたが、豪雨の影響で 岐阜県側のスバルラインは閉鎖されていて県境のゲートも閉まっていました。長野県側の乗鞍高原発の バスも畳平行きは運休です、雲海と青空、人気のない畳平と登山道、何とも静かな一日でした。 |
不消ヶ池 畳平の施設の飲料水です。 |
稜線に出て蚕玉岳(こだまだけ)の前に ド~ンと現れる剣ヶ峰(3025m)山頂です。 |
稜線直下の権現池 |
上手く撮れたためしがない、ミネズオウ |
穏やかな剣ヶ峰山頂 | |
肩の小屋から残雪豊富な大雪渓を下ります。 スキーヤーで賑わう大雪渓もバスの運休で タクシーで上がったお客さん数人がスキーや ボードを楽しんでいました。 |
県境の富士見岳登り口付近に咲いていました。コマクサ |
花期の長いコマクサですが・・・ さすがこの時期はフレッシュです。 |
2018年6月29日~30日 妙高山~高谷池 |
妙高山の登山道の一つ、燕温泉から出発 |
車道をしばらく歩き登山道入り口 | 赤倉温泉の源湯管理小屋までは管理用のコンクリート道です。 | |
登山道わきに咲いていたコケイラン | |
燕登山道は珍しく針葉樹林の登りがなく 景色の開けた所もある明るい登りを期待 していましたが強烈な虫の襲来には参りました。 防虫ネットやフェイスマスクは必要です。 |
妙高大神に登る有名なクサリ場、 岩場に階段が掘ってあり登りやすい とは言え、よく掘ったものだと感心 いました、山岳信仰の賜物です。 |
山頂にて。 |
まだまだ谷筋は残雪が多く、登山道も不鮮明な 部があり正確なルートファインディングが求められ ます。 ※ 必要のない所にやたらベタベタと赤布テープが あり目障りでした、必要な所にあるとこの時期は ありがたいですね。 |
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長助池分岐から大倉乗越間、残雪と崩落で 登山道が消えた嫌なトラバースです。 |
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嫌なトラバースルートから見下ろすと 長助池が美しい姿で手招きしている ようでしたが、その元気はありません。 |
プライベートな山行と下見は6月の梅雨の時期、何とか高谷池のテント場にたどり着きました、テン場はまだ残雪の下です、 何とか二張分の地面を見つけ雨の中無事酒盛りとなりました。火打山はライチョウ調査などで何回も登っているので今回は パス、あまり条件が悪ければ笹ヶ峰に下山も選択肢でしたが何とか燕温泉に無事下山できました。帰りの濡れたテントの重い事! |
大倉乗越 | 大倉乗越から火打山が目の前に姿を現しました。 |
2018年6月25日 雨飾山 |
頸城山塊の名峰、雨飾山に登りました。 登山口は小谷温泉側、雨飾高原キャンプ場 です。キャンプ場はテント一張、土曜日は満杯 であったとのこと。 |
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休憩ポイントのブナ平 | |
取り付きからしばらく登ってトラバースぎみに 辿るとやがて眼下に荒菅沢の雪渓が新緑に マッチして鮮やかです。 |
雨飾山は豪雪で知られる山域で春と冬にスキーで訪れていますが、無雪期は初めての登山です。 |
3月の雨飾山のスキー滑降は P2からが一般的です。 正面の双耳峰が雨飾山山頂 |
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2月のパウダー | |
2月、ブッシュはすべて雪に埋もれ 底なしのパウダーが楽しめます。 |
荒菅沢の雪渓を渡ると笹平への 急な登りの連続です、登山道わき のタニウツギのピンク色の蕾が とても鮮やかです。 |
ようやく急な登りから解放され稜線の笹平 | |
笹平のお花畑は高山植物の宝庫でした。 トキソウ |
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登山道から目いっぱい手を伸ばして撮った キバナアツモリソウ、上手く撮れませんでした。 |
雨飾山山頂着! |
山頂に咲いていたタカネコウリンカ | |
小さな花が可愛いイブキジャコウソウ |
山頂から笹平全景 |
春一番に咲く清楚な水芭蕉も この時期は巨大なお化け菜っ葉 と変身していました。 雨飾山は名前も良くて人気の 山です。楽しい一日でした。 |