2018年12月14日~15日 北陸 ハイカイの会 |
恒例となった北陸ハイカイの会 山岳信仰で白山に至る遙拝道の一つ 越前禅定道は福井県勝山市の平泉寺 白山神社の境内が登山口です。 |
今年もメンバー全員が元気に集合。 私を除けば、かつては社会人山岳会で国内はもとより ヒマラヤまでバリバリに活躍したメンバーですが、ついに ハイカイの会になりました。 |
境内を過ぎて急登に取り付き、しばらく 登ると雪が現れ登りも快適です。しかし この登山道、30~40cmの降雪になると 両脇の枝が着雪で垂れ下がり極めて通過 が困難 となります。 |
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三頭山を過ぎると斜度も落ち快適な 稜線歩き、予想に反してお天気も良し。 |
この登山道での楽しみの一つは 運が良ければ見つかるキノコです。 枯れた楢の木から顔を出したナメコ 冷凍保存状態です。 |
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良い形のナメコが見つかりました。 |
本来なら、ナメコ採りは倒木に生えるので、地面を見ながら探しますが一時期集団で発生したナラ枯れ、 カシノナガキクイムシが病原菌を運び立ち枯れ死するものです。この時期は地面が雪に覆われキノコ採り は出来ないのですが、立ち枯れで高い位置なら見つけることが出来ます。「ナメコはナラ枯れと共にやって来る」 と言われているようですが5年で枯れきればこの辺りも雪のない時期に地面を探すことになりそうです。 |
ブッシュと雪との格闘 | |
今年の収穫、白っぽいのは ヒラタケです、これも美味しい! |
モノトーンの林でひと際目立つ山繭(ヤママユ) 雪の帽子が可愛いね。 |
道草をしながら4時間半余りの行程で 目的の隠れ家に到着。早速雪を融かし 水を作り夕食の準備、本日は山の定番 玄米カレーです。このストーブが曲者で 煙突が詰まっている年は逆流した煙の 中で過ごし、朝には全員燻製状態です。 |
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快適な一夜を過ごし下山。 | |
登山道の雪も無くなり滑る足場を だましだまし下り、剱の宮にて一服。 |
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良く手入れされた平泉寺境内の苔の庭園 が鮮やかです。今年も無事ハイカイが終了 しました。皆さまお疲れ様でした。 |
2018年11月17日 荒島岳 |
福井県の百名山、荒島岳を目指しカドハラスキー場跡の駐車場から登る勝原コースを 選びました。日本百名山の著者深田久弥の故郷は石川県大聖寺だが隣県の福井中学に 入って、当時は草鞋脚絆ばきで学校カバンを肩にかけてよく山に登っていたと記されています。 スキー場跡地なので清潔なトイレが完備され、電話ボックスを利用した入山届出所も気が利いて いています。しかも歩き出しからアスファルトの急登が我々を迎えてくれました。 |
ゲレンデトップまで登るとようやく登山口の 標識、晩秋の趣きの尾根に取り付きます。 |
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常緑の樹々と枯れた茶色こ景色の中 目立ったピンクの蕾、キシミの蕾です。 |
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今頃咲いてどうするの? | |
キシミの実と蕾が同時に見られました。 蕾はそのまま雪の下で冬を越し、4~5月 に花が咲きます。液果も鳥などに食べられ なければそのまま越冬するのでしょうね。 |
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イワナシの花芽も、もう春咲くための準備をしています。 |
ツルアリドウシの実 ツルアリドウシは二つの花から一つの実になる、 その痕跡が実にある二つのヘソだ。 |
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よく歩かれているブナ林の登山道、 木の根が露出していてちょっとした 自然のアートです。 |
尾根を登りきると、中出コースとの分岐のシャクナゲ平、開けた休憩ポイントです。 |
荒島岳山頂、残念ながら眺望は望めませんが 時折日差しもありまずまずのお天気でした。 |
下山し始めた頃ガスが取れて 白山が姿を現しました。 |
無事に下山した後は打ち上げ宴会です。 北陸はさかなが旨い!早速スーパーの 魚屋さんで調達、新鮮な鬼エビ、珍しい ので刺身でいただきました。トゲトゲで剥き にくいエビですがめちゃ旨い。 |
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これも旨そうだ~。 なになに、赤サバ刺身? 赤いサバなんてあるんかいな~? 白山の隠れ家にて宴会は盛り上がりました。 |
翌18日、友人がオーナーシェフを務める 金沢のレストラン「シェ・ヌウ」にてワインで 盛り上がりました。夢中で料理をいただき 残った画像は特盛生ハムサラダのみ。 |
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その翌日19日、北陸の超有名店で寿司を いただきました。北陸辺りでは回る寿司でも それなりのクオリティで満足しますが、ここの 寿司は全くの別次元でビックリしました。 |
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ほんまもんのトロを贅沢に使ったネギトロ 絶品です!いく品かは握りたてを直接手の ひらにチョコンと優しくにのせてくれます。 友人の招きもありましたが素晴らしいひと時 を過ごしました。しかし、もう一度と思っても 3~4カ月先の予約でもまずとれないとか ('_') |