山岳ガイドのプチ旅行小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドのプチ旅行山岳ガイドの山日記20山岳ガイドの山日記3  2019年5月12日   飯縄山

 飯縄山登山口    好天の日曜日、北信五岳の一座、飯縄山に

  登りに出かけました。四時間程度の行程で気軽

  に登れる人気の山です。今回は最短距離で

  登りやすい南登山道を選びました。登山口には

  信仰の厚い山らしく立派な鳥居と狛犬さんが

  ド~ンと鎮座していました。


   ※ 北信五岳  飯縄山・戸隠山・黒姫山・斑尾山・妙高山

      北信濃で親しまれている五つの単独峰、妙高山は新潟県
 飯縄山鳥居    唐松林の歩きやすい登山道、道幅は広く

  登山者の多さを実感します。鳥居と共に

  道脇に十三の石仏が安置してありその

  出会いも適度な気分転換になりました。
天狗の硯石    山腹の急斜面をジグザグで登り

  尾根筋に出ると休憩ポイントの

  天狗の硯石、暑い!水分補給です。
笹原の尾根    樹林帯が切れて眺望良しの笹原を進めば

  西登山道と合流、眺望を楽しみながら稜線

  までもう一登りです。
飯縄山南峰    飯縄山南峰(1909m)着

  飯縄神社に心で手を合わせて先の主峰へ。
残雪の稜線を踏み山頂着。ピタリ二時間!
 飯縄山主峰
 下山    グルリ360度眺望絶佳の山頂は

  多くの登山者で大賑わい!
 後立山連峰遠望    春霞の中、まだ雪に覆われた北アルプス

  後立山連峰の雪と岩のコントラストが

  鮮やかです、まだまだスキー行けますね~。
ヤドリギ    登山道で多く見かけたヤドリギ、珍しく低い

  位置にあったのでシャッターを切りました。

  新緑前の雑木林によく映えています。

  シーズン前の適度なトレーニングになりました

  次回は少しルートを延ばして訪れたいものです。

          山岳ガイドのプチ旅行小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドのプチ旅行山岳ガイドの山日記20山岳ガイドの山日記3  2019年4月28日   環水平アーク

 珍しく「環水平アーク」の出現です。山では数回見たことがありますが我が家からは初めて見ました。
 環水平アーク
 虹色    環水平アークは巻雲と呼ばれる薄い雲を太陽光が

  通過するときに屈折して光が七色に分かれる現象で

  日中、太陽と同じ方向下側に水平に伸びます。

  は太陽と反対側に雨上がりに見られます。
 環天頂アーク    似たような現象として

  
環天頂アークがあります、過去一度北アルプス稜線で見ましたが

  太陽の上に逆さになった虹のように、ほとんど頭上に朝か夕方に

  見られます。
 彩雲    彩雲も似たような現象で、虹の塊りのように一つのところに

   固まって、雲の縁にそって見られます。
 珍しい現象なので、不吉な前兆?地震の前ぶれ!などと勘繰る向きもありますが、大気光学現象で、見られれば幸運なのです。
 環水平アーク

          山岳ガイドのプチ旅行小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドのプチ旅行山岳ガイドの山日記20山岳ガイドの山日記3  2019年4月24日  新潟~会津~日光

 シルクロード文明館    大型連休を前にBCスキーを計画しましたが

  お天気悪い予報なので中止してぶらり車中泊

  の旅にで出かけました。糸魚川から新潟に

  北上して一泊、市内でトイレ付駐車スペースを

  確保してから、鼻を効かせて居酒屋巡りです、

  最後の〆にラーメン、入った店がいけなかった!

  あの有名な「ラーメン二郎」この歳であれは無理。

  翌25日、気を取り直して会津若松へ。
 
 会津葵シルクロード文明館    そう言えば、20年ほど前に私のランプシェード

  作品を納めたお店を思い出し訪問しました。

  お菓子司
会津葵。会津鶴ヶ城のお堀脇に

  構えたレンガ造りの素晴らしい建物が目を引き

  ます。納めた時点ではまだ建物は出来ていな

  かったので初めての対面でした。

  店内には「シルクロード文明館」が併設してあり

  収集品が展示してあります。
 古材をふんだんに使い、特に古民家の梁を配した造りは圧倒的な重厚感です。私の初期のランプシェードもとてもマッチしていて安心しました。
 ランプシェード
 小口研治作ランプシェード    最近でこそ使わなくなったキャセドラルグラス

  この雰囲気にはとても合います。ステンドグラス

  のステンドはステイン=埃や汚れ、錆の意味、

  少しくすんだ位いが時を感じて良いのです。
   シンプルさにこだわった時期の二点、手作りのガラスも素朴です。
 シンプルスタイル         小口研治のスタイル
 花びら文様    ついでに鶴ヶ城見学です。

  お堀に散った桜の花びらが優雅な文様を

  描いています、次のパネル作品のイメージは

  これで決まり。
 石垣組み    お城と言えば石垣。素晴らしい石組みです。

  比較的に柔らかい石なのでしょうか?石の面を

  斫って平らにしています。見ていて飽きませんね。
 猪苗代の夕日    二泊目は猪苗代、馬鹿でかい道の駅

  夕日もきれいで快適でした。
 猿三態    帰りは日光東照宮。

  インバウンドでごった返しています、連休は

  身動き取れないほどの混みようでしょう。

  東照宮、陽明門などは悪趣味の極みで、

  私の受けた印象ではグロテスクです。

  中国や西洋の造形にはわりとグロテスク

  と感じるものがあり、好む風潮があるの

  で、その流れなのかな~?

  有名なお猿三態、表情が楽しい、

  これはいいな~。でもこの建物は厩です。
 眠り猫    お約束の眠り猫。楽しいプチ旅行でした。
   山日記c19へ     目次へ     問い合わせへ