2019年7月13日 花の白山 |
ササユリ 登山口である別当出会いから、 砂防新道を登ります。取り付きの 急斜面を登ると ササユリが濡れた グリーンに鮮やかに映えています。 |
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中飯場で、見上げると頭上に ツノハシバミがツノを出し始め ていました、食用のヘーゼルナッツ の仲間で食べると美味しい。 |
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タカネナデシコ 深く切れ込んだ花弁の造形が美しい、 シナノナデシコは細い切れ込みがない。 |
ミヤママタタビ、 マタタビとの違いは白くなった葉にピンクが混じる、葉の付け根がハート型、 実の形が違う、マタタビのように薬効が聞こえてこない、つまり、猫も喜ばない。 |
これは、開きかけと蕾、ちょっと紫がかったところが可愛い、名は開くと唐松の葉に似ているとこらから、ミヤマカラマツ。 |
甚之助避難小屋を後に、トラバースして黒ボコ岩への尾根の急登に取り付きます。 |
黒ボコ岩直下のある「延命水」 ポチポチと落ちる雫程度の量が 湧き出ています。 |
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黒ボコ岩直下の登りです。 |
黒ボコ岩で観光新道と合流 先はしばらく木道歩きでホット するのです。 |
白山山頂2702m 白山比め神社奥宮 |
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御前峰から見た大汝峰と お池巡りコース。 |
ハクサンコザクラ 白山の名を冠した代表的な 高山植物です |
クロユリも白山を代表する高山植物です。とにかく多い! |
コシジオーレン (越路黄蓮) 下山にエコーラインをとると雪解け直後 の斜面に、日本海側特産のコシジオーレン の大群落を見ることが出来ます。 |
露に濡れて半透明になった花びらの模様に思わず見入ってしまいます。 |
残雪の残るエコーラインを慎重に 通過します。 |
南竜道に群生していたテガタチドリ、色合いが様々で綺麗でした。夏の花の多くはまだ蕾でしたが十分な花の白山です。 皆さまお疲れ様でした。 |
2019年6月27日 苗場山 |
昨年11月、突然の降雪で車中泊の駐車場から 慌てて下山して登れなかった、苗場山に再チャレンジ しました。 |
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今回も秋山郷側から登る最短距離の 小赤沢コースを選びました。 |
この時期はチシマ笹のタケノコ、ネマガリタケを採取する地元の方々で賑わっていました。 許可を受けた地元の人しか取れませんが…。美味いんだな~これが! |
1700m付近の斜上トラバース、ここでシラネアオイの蕾が登山道脇でお出迎え。 何とも言えない色模様です。 |
様々な蕾のかたちにしばし見入ってしまいました。 |
開いてしまえば単純な花ですが色合いとカタチに品があります。 |
まだ、沢筋には残雪が残っていますが特に問題ありません。 |
抜けた~あ! 樹林帯を抜けると平坦な台上に飛び出し、 展望が一気に広がります。 |
展望開ける2036m、坪場 | |
雪が消えたばかりの池塘にはチングルマ. タテヤマリンドウ、イワカガミ、など春一番の 花が咲き始めています、うっかりしていると 見過ごしてしまいそうなヒメシャクナゲ |
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ミズゴケ湿原に生える何とも 可憐な花です。 |
花にヒメがつくのは小さいから、葉を見ればシャクナゲの葉そっくりですね。 |
イワカガミの花で羽根を休める クジャク蝶、どうしてこんな模様に なるんでしょうね。 |
台上の残雪を踏み、目印を辿るとようやく苗場山頂ヒュッテが見えて来ました。 |
ヒュッテから山頂へは1分くらい、 平坦な山頂で一応記念写真。 |
頂上周辺は広大な湿原が広がり、無数の池塘が見られます。 |
梅雨の晴れ間は今日一日だけ、青空、池塘、残雪、木道、すべて揃いました。 |
あまりの素晴らしい景色に大満足、 木道でまったりと一休みです。 |
和山温泉コース分岐辺り、木道もよく整備されていました。 |
いつまでも眺めていたい絶景を後に下山しました。 途中たっぷりと柳絮(りゅうじょ)をまとったミネヤナギ が目を引いていました。小さな布団が出来そうです。 |
無事に下山しました。 温泉で汗を流し飯山から関田峠を越え 上越市へ、海の幸を堪能しました。 |