2019年11月9日 島々谷登山道整備 |
「古道徳本峠道を守る人々」今シーズン最後の 登山道整備です。目的は最上部の本谷の橋の撤去 でしたが、徳本峠小屋の小屋閉めをお手伝いした 方々と小屋のスタッフで撤去は終わっているので、 環境省からの設備点検業務を行うこととなりました。 |
|
それでも、気になる倒木の処理や 落石の除去などの作業は通常通りです。 |
|
登山道に張り出していた枝を取り除きます。 |
橋に降り積もった枯れ葉を除去、 水分を含み橋が腐る原因になります。 |
|
昨今の大雨で土台部分が流され 変形した木道、これは早めに対応 が必要です。 |
|
岩魚留小屋前の橋、猿にかじられています、 このような部材には防腐剤が塗られていて これを好んでのことのようです。 |
岩魚留小屋と桂の巨木、島々谷の歴史を見続けて来たのです。 |
落ち葉のラッセル | |
作業を終了して二股に戻りました、 次は来春、本谷の架橋から始まります、 皆さまお疲れ様でした、来シーズンも よろしくお願いいたします。 |
2019年11月7日 大菩薩嶺 |
6日夜のうちに甲州市塩山側から登山口まで 行くつもりでしたが、丸川峠分岐からロッジ 長兵衛までの区間が災害のため、前倒しで 冬季閉鎖になっていました。翌日に勝沼から 景徳院~大菩薩湖経由で登山口のロッジ長兵衛 へ、上日川峠から登山開始です。 |
|
登り出しから福ちゃん荘まではミズナラの 林を進みます、風で舞う木の葉が秋の山歩き らしさを演出します。 |
福ちゃん荘から唐松尾根を登って稜線に出れば雷岩。 |
後ろの岩が雷岩 |
富士山と大菩薩湖、 |
大菩薩嶺(だいぼさつれい)山頂 山でも岳でもなく嶺、独特な響です。 |
|
山頂から雷岩を経て穏やかな稜線を 賽の河原~大菩薩峠へ。 |
一度訪れてみたかった大菩薩峠、このおどろおどろしい雰囲気の峠の名前はとて気になっていたのです。 峠の小屋が介山荘で、中里介山の時代小説「大菩薩峠」の舞台なのです。なんと、28年も連載された 新聞小説で、41巻にものぼる未完の一大巨編とか!しかも、41巻のうち大菩薩峠が出てくるのは物語の 始まりに大菩薩峠で主人公が犯す殺人から始まりますが、それ以降物語には峠自体ほとんど登場しない、 確かに怪しい魅力が漂っている小説です。読んでみたいけど、たぶん途中で挫折するだろうな~あ。 |
周遊して3時間半余り、この時期には コンパクトで小春日和には良いコース です。 |
2019年11月5日 裏妙義 |
お天気が安定してしばらく持ちそうな予報の 秋の一日、あまり出かける機会のなかった、 群馬の名山、妙義山に出かけました。 まずは、妙義湖の先の旧国民宿舎登山口から 奇岩で有名な丁須の頭を目指します。 |
登山口から籠沢沿いに登ると独特の 火山性の岩が現れます。 (デイサイト溶岩、凝灰岩、礫岩)など。 |
|
登山道脇にあった炭焼き窯の跡 窯の上には露わになった木の根が 自然の造形美となっています。 |
丁須の頭、これぞ最たる奇岩、クサリを伝って登れるとか? |
せっかくだからチャレンジして見ましょう。 |
何とか登れそうです。 | |
登頂成功! |
登るのはともかく、下りは怖い!最後は宙ぶらりんとなり、体制をキープしていないと振られます、 ちなみに、今回はハーネスにセルフビレイをクサリに2本セットして安全を確保しました。両手を離しても 落ちませんが岩を攀じるのが本来! 岩登り未経験者が腕力だけで登るのは危険です。 |
〇〇は高い所が好き、賢い人は登りません。 | |
裏妙義、次の見どころは20mの チムニーのクサリ場。 |
|
腕力の弱い人や途中の写真撮影などの時、 セルフビレイが取れたらより安全です。 |
烏帽子岩辺りから、浅間山、黒斑山 |
三方境に下る尾根で見かけたリンドウ 晩秋の花、枯葉色の中で鮮やかでした。 |
2019年11月1日 坊抱岩クライミング |
友人からフリークライミングの誘いがありました。もう、フリーはなあ~。とも思いましたが、 雰囲気だけでも楽しませていただくつもりで参加しました。場所は千曲市の冠着山(姨捨山)の クライミングエリア坊抱岩(ボコダキイワ)です。坊城平憩いの森キャンプ場から30分余りで岩場着。 |
里山らしく登山道がいくつもあるようで 少し登りすぎてしまい山頂方向分岐から下ります。 |
まずは、楽そうなところから、 H川さんがリードで登ります、 中間から上のホールドが薄く いやらしい、何とか登れましたが 先が思いやられます。 |
この岩頭が里から見ると児(ボコ)を抱いているように見えるところから坊抱岩。 善光寺平から上田市まで見渡せる絶景ポイントでもあります。 |
このエリアには岩場が点在していて ルート数は45、岩質は凝灰岩で フリクションはよく効く感じです。 紅葉はイマイチでしたがクライミング 日和、暖かい一日でした。 |
|
若いH川さん、リードでガシガシ 登って行きます。 |
ここは難しい! 見ただけで敗退。 |
頂上から景色最高!と言われてトライするも フリクションだよりのスラブ、敗退です。 久しぶりに岩の感触を楽しむことが出来ました。 リードをとっていただいたH川さん、T中さん ありがとうございました。 |