山岳ガイド山岳ガイド小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記4  2020年4月7日  いの字山

 いの字山    塩尻市の里山である「いの字山」
  に登りました、塩尻峠に向かう
  東山地区から高ボッチ高原への
  林道に登山口があります。
 登山口    登山口から普通に登るのもつまらないので
  自宅から歩きだし途中から送電線の巡視路を
  を利用しました。登山道もほぼ巡視路を辿って
  います。
 整備された登山道    整備されていて歩きやすい登山道です。
いの字山山頂    いの字山山頂、標高およそ1280m
 残念ながら霞んでいますが眺望は良いです。
 眺望良し
 いの字山由来    いの字山の由来、よくわかりました。
 いの字山のいの字形    いの字山由来の「いの字」形の
  安山岩の崩落地です。
 アブラチャン    殺風景な唐松林にアブラチャンが
  咲き始めていました。
 ダンコウバイ    こちらはダンコウバイ、よく似ています。
  春は黄色い花から!
 プチヨガでクールダウン     登山口からは片道1時間余りですが
  我が家から歩き始めたので往復5時間
  鈍ったからだで疲れました。
  プチヨガでクールダウンです!

                山岳ガイド山岳ガイド小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記4  2020年3月22日  福地山

 福地山登山口     岐阜県奥飛騨温泉郷の福地温泉の
  裏山に位置する 福地山(ふくじやま)
  に出かけました。
  平成16年に開設された登山道です。
 福地山案内版     登山者用の無料駐車場や案内版、道標も
  良く整備されていて快適に登れそうです。
 登山道     薄暗い杉林を抜けると落葉樹林帯になり
  登山道も高度を上げるにつれて雪に覆われ
  てきました。樹木はミズナラが多く、朴ノ木
  ヤマナラシ、ブナ、タラノ木、カエデ等々、
  この時期でも地面に落ちた葉で近くにある
  樹木を見分ける楽しみもあります。

イワガラミ     花の無いこの時期でも遠目に「モクレン」を
  思わせるような花が寂しい林の中で目立って
  います、ツル性のイワガラミ(岩絡み)の
  ドライフラワーです。
イワガラミのドライフラワー     アジサイの仲間で白い花に見えるのは
  装飾花の萼片で1枚が複数ついています、
  よく似たツルアジサイは萼片が4枚です。
コシアブラの葉     この白い落ち葉は山菜でお馴染みの
  「コシアブラ」、秋に薄く黄色に黄葉
  した後色素が抜け白くなって散らばり
  この時期でも容易にその存在が分かっ
  てしまいます。
  たぶん6月頃訪れれば…ムフフ!
アイゼン装着     高度を上げるにつれて積雪も多くなりました、
  この3連休でかなりの数の登山者が登ったようです、
  しっかりと圧接されたトレースは滑り、軽アイゼを
  装着しました。開設された登山道は杣道や踏み跡が
  ルートとなったのではなく、たぶん小型重機で開削
  したのでしょう、山頂まで遊歩道のように歩きやすく
  急傾斜もありません、冬スノーシューで登るのも
  可能、楽しめそうです。
 福地山山頂    福地山(ふくじやま)山頂1671m着
 山頂のキティちゃん     何と!山頂ではキティちゃんが
  お出迎えです。
 楽しみにしていた山頂からの眺望は雲に覆われて残念でしたがキティちゃんでほっこりです。
 キティちゃんと
 熊棚       曇り空でしたが風はなく穏やかな山頂で
     カップラーメンなど頂きゆっくり過ごし
     山頂を堪能して下山します、途中のミズナラ
     の木に熊棚がありました。
 熊棚   「 熊棚」は秋、熊がドングリを食べて
  その枝をお尻の下に敷き座りをよくして
  (一部勝手な解釈が混じりますが)
  さらにドングリを食すようです。
  葉の落ちた林では枯れ葉の付いた枝が高い
  所に固まっていてよく目立ちます。
 マンサク     ほとんど見過ごしてしまいそうな花
  「マンサク」が咲き始めていました。
  冬のあいだにすっかり忘れてしまい、
  春はなかなか花の名前が出てきませんが
  このベビースターラーメンのような花
  まず咲くが訛ってマンサクと言う説も
  あります。

                 山岳ガイド山岳ガイド小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記4  2020年2月15日  春を探して

   何たるシーズン!今年は冬が素通りしてしまったようです、一回あったパウダーのチャンスを
逃して未だスキーに乗れていないのです、今年からスキーのインストラクターも卒業させてもらった
のでなおさらです。今年も雪洞泊山行を楽しみにしていたのに、これでは雪洞掘りは凍った雪を切る
のにチエンソーが必要になります。せめてもう一降り!てなわけでぽかぽか陽気に誘われて裏山に散歩
に出かけました。景色はもう「水温む」です。
 水温む
 クレソン    !山の手の湧水にクレソンが
   生えていました。
 クレソンの群生    余り多くないので端のほうを少し
  いただきました。
 蕗のとう    春の陽気となれば、気になるフキノトウ、
  出ていました。と言ってもほとんど顔は
  出していないのです。

 蕗の枯れ葉     枯草が覆っていればなおさら見つかりませんが
  昨年の蕗の枯れ葉を探せば根元にちょこっと顔を
  出しています。
 蕗のとう    暖冬で日当たりの良い場所は
  開き始めています。
 蕗のとう収穫    春の幸、収穫しました。
 野の物     野の物は取ったあとが大変なのです。
  土や枯れ葉をなどいっぱいくっついて
  いて、丁寧に取り除くのです。
水洗い    流水でゴミを取り除きます。
きれいになりました。    きれいになりました。
 野菜になる
  これで野菜になり調理可能です。
蕗のとうはみじん切りに    蕗のとうはみじん切りにして味噌炒め。
 蕗味噌と生ハムサラダ    風味たっぷりの蕗味噌とクレソンの生ハムサラダ、
  クレソンの苦みと生ハム、相性抜群!ビールで乾杯!
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