小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記d-13山日記d13  2021年6月22日  加賀白山

 別当出合
   久しぶりに白山に登りました。
  ガイド山行はほぼ砂防新道に
  なりますが、今回は観光新道を
  辿ります。
 観光新道稜線     別当出合登山口から稜線までの急登を
  登れば明るい快適な稜線歩きが楽しめ
  ます。
 ノビネチドリ     花の白山と言われるようにこれから
  が本番の花。
  ノビネチドリです、テガタチドリに
  似ていますがこちらは葉の縁がしわしわ
  になっていて区別出来ます。
 カキドウシ    はじめて見た花、たぶんカキドウシ。
  今回始めて目にした花で、サイハイラン
  が別当出合の吊橋先の上下分岐付近に
  咲いていました、撮影した画像は残念ながら
  カメラ扱いの不手際で消えてしまいました😢
 殿ヶ池避難小屋    白山にはいくつかの登山コースが
  ありますが、避難小屋も各ルート上
  に整備されています。
 殿ヶ池    新しくなった殿ヶ池避難小屋を
  後に残雪を踏み黒ボコ岩を目指し
  ます。
 コバイケイソウ     まだ蕾のコバイケイソウ
  後ろはチブリ尾根と三ノ峰
弥陀ヶ原の木道、正面が御前峰。残雪たっぷりでエコーラインはアイゼン必須です。 
 弥陀ヶ原木道
 弥陀ヶ原    今の所元気!
 梅雨の時期の貴重な青空、雲がきれいでした。
 室堂から登り
 クロユリ    白山と言えばクロユリ
  まだ蕾です。
 クロユリ開く    一輪開いていました。
ナナカマド   鮮やかな芽吹き色のナナカマド
白山御前峰    白山御前峰2702m
 砂防新道石畳    下山は砂防新道、黒ボコ岩からの
  下り見事な石畳につい見とれて
  しまいました。

                    小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記d-13山日記d13  2021年6月9日  乗鞍岳BC

 大雪渓入口     乗鞍岳春山バスも大雪渓まで開通して
  気軽に春の雪を楽しめるようになりました。
  大雪渓入口には5月に降った大雨の影響に
  よる土砂流出が見られ、規模は大きく異様な
  光景です。
 フラットな雪面   春の降雨が少なかったのか雪面は
  フラットでコンディションは上々。

大雪渓上部クラック    大雪渓上部はクラックが何カ所も
  入って迂回するか渡れそうな所を
  探すか迷いながらの登りです。
  遅いバスになったので蚕玉岳からの
  滑走は諦めてしばしまったりと
  雪の感触を味わうのです。
 大雪渓滑走   強い日差しで雪面も緩みべた雪スプレー。
 快晴無風    梅雨入り前の貴重な青空です。
 今シーズン最後の滑り納め~!
 今シーズン滑り納め

                     小口研治田村まゆみの山日記山岳ガイドの山日記山岳ガイドの山日記d-13山日記d13  2021年6月3日  小秀山

 小秀山登山口     木曽郡大滝村の最奥、滝越から白川林道に
  入り登山口へ、登山道としてよく整備されて
  いますが、本来は森林管理局の作業道です。
 サラサドウダン      サラサドウダン
    何時の頃のものか伐採した古い切り株が
    登山道脇のあちこちに見られます。
    明るい稜線に出るとサラサラドウダンが
    色鮮やかに咲いていました。
 ミズナラの虫こぶ    ミズナラの虫こぶ
  一見果実のようですが、芽に虫(タマバチ)が
  寄生することで植物が異常な生長をして形成
  される虫えい(虫こぶ)です。
 ミズナラの虫えい    5月14日霧訪山で見かけたミズナラの
  虫こぶ、リンゴのように色鮮やか。
 小秀山稜線    快適な稜線歩き、登山道脇には大きな岩が
  次々と現れ、何とかこじ付けような名前が
  つけられていてツッコミ所満載でした。
 フクロウ岩    フクロウ岩…。
 シャクナゲ   
  アズマシャクナゲ
  シャクナゲの蕾、開花前のこの位の
  色が最高です。
 アズマシャクナゲ      外れ年なのか花のついている木
    は少なかったのでよけいに美しく
    感じました。
 針葉樹林帯    整備されて歩きやすい登山道、
  六合目からしばらく登るとやがて
  針葉樹林帯に入る。
 オオカメノキ    オオカメノキ
 ツルキシミ    ツルキシミ
 小秀山山頂    小秀山山頂 1981m
  天気が良ければ標識の先に御嶽山が
  ド~ンと見えるのですが今日は残念
  ながら薄っすらの状態でした。
  
 小秀山避難小屋        頂上直下にはエコトイレ完備の
  避難小屋があります。
 下山    足元の良い登山道を快適に下り無事下山。

  国道が走る木曽谷から大滝村に入り、さらに
  奥の滝越地区、なんと集落があるのには驚き
  ました、木曽谷は深いのです。
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