2020年10月25日 恵那山 |
秋の恵那山に出かけました。 最短ルートの広河原コース、林道の 登山口から本谷川を渡りいきなりの 急登に取り付きます。 |
急な登山道を登り切ると尾根道となり 緩急織り交ぜた歩きやすい登りが続きます。 |
ぬかるみの水も凍って冬の訪れを 感じるのです。 |
ぬかるみと言えど見ようによってはアート! |
頭上に咲いた霧氷の花 | |
一等三角点の置かれた山頂、展望なし。 地理院地図によればここは2190.3mで 10分ほど先にある山頂小屋から北西100m ほどのところに2191mの最高点があり 公式標高となる、計測精度の向上により二つの 山頂ができ、何ともややこしい山なのです。 |
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休憩と避難所を兼ねた山頂小屋 裏の岩に登ると展望があります。 |
山頂付近の霧氷です、青空に映えて素晴らしい景色を堪能しました。 |
陽ざしを浴び輝く霧氷の花 頭上で溶けだすと下を歩く 登山者は悲惨な状態になる のです。 |
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紅葉しない針葉樹のコメツガ、シラビソと 笹の間に鮮やかに色づいたカエデ、ハッとする ほど空の青に映えています。 |
本谷川を渡り林道に出れば終了。 お天気に恵まれ、冬の訪れを感じた 楽しい一日でした。 |
2020年10月17日 雨飾山 |
糸魚川雨飾温泉~雨飾山~小谷温泉へ 下る山越えルートです。予報通り夜半 からぽつぽつ落ちる雨の中、泥道混じり の登山道を登り笹平へ。 |
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笹平に近くなると昨夜舞った雪が 残っています。 |
隣りの焼山も薄っすらと冠雪 |
笹平の「女神」登山道がなんと女神の顔に! |
笹平から小谷への下山です、いきなりの 急傾斜の下り、梯子、お助けロープあり! |
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痩せ尾根の岩場を慎重に下ります、 お天気が良くて人出が多ければ大渋滞 個所となります。 |
オヤマボクチ(雄山火口) 昔、火打石の火花を移し取った綿毛=火口(ヒクチ→ ホクチ→ボクチ)が葉っぱから取れたからの名前。 山菜として根はヤマゴボウとして利用されています。 |
今年の紅葉は夏の異常な天候不順で鮮やかな 色は望めません、赤が発色せず、黄葉せず すでに茶色の枯れ色モードです。それでも こうして見ると彩りが変わってキレイに見える から不思議です。 この先、木道までの滑る泥道には参りました。 皆さまお疲れ様でした。 |
2020年10月11日 雨飾山薬師尾根 |
雨飾温泉から薬師尾根~雨飾山を登りました。 登山道の取り付き辺りから豪雪の地らしく橅(ブナ) の巨木が迎えてくれましたが、巨大なウダイカンバ も尾根上に多く見られました。 |
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薄暗い樹林帯を抜けると鮮やかな紅葉の 低木帯歩きがが快適です。 |
鮮やかなブルー、ツバメオモトの液果。 |
ミニミニの風穴、案内の短冊がなければ まず気が付きません。 |
フウロソウ、これぞ!紅葉。 |
眼下には糸魚川。目前に広がる駒ケ岳、鬼ヶ面山、鋸岳など頸城山塊。 |
笹平から雨飾山最後の登り、 登山者多く渋滞中。 |
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荒菅沢、かの深田久弥の登った ルートです。 |
カエデの紅葉も良し、ツヤツヤの イワカガミの葉っぱも魅力的です。 |
雨飾山山頂 |
思い出しました、雨飾の2月、底なしのパウダーを求めてよく通いました。懐かしい! |
広々とした笹平に引かれた登山道、 山頂を後にして見下ろしたこの空間こそ この山の見どころなのです。 |
中ノ池辺りはいくつかの池が見られます、 しおれた水芭蕉に囲まれ、色づいた 葉と 青空が映り、季節の変わり目を感じます。 |
登る時には気が付かなかった、とてつもなく 下に曲がった枝の橅(ブナ)の大木、豪雪の為せる 景色にしばし見入ってしまいました。 6時間余りの行程で無事下山できました。 後は温泉とビールです。 |