2023年8月8日 早池峰山 |
東北を代表する花の名山 早池峰山に出かけました。 |
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早池峰山と言えば酸性度の 高い地質から固有種の花が多く 見られる、その代表格が ハヤチネウスユキソウです。 |
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見慣れているウスユキソウですが どこが違うんかいな~!ですが 地味の色合いが何とも趣きがある のです。 |
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これも早池峰特産ナンブトラノオ |
ナンブキタアザミ、あざみと名が付いていますがトウヒレンの仲間です。 |
アザミとの違いは雄しべの柱頭が 左右に開き、先が丸まる。 |
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花の名山早池峰山は穏やかな山容の イメージで出かけましたがなかなか 登りがいのある山なのです。 |
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スラブに取り付けらられた梯子 安全に高度を稼げます。 |
北岳で見て以来久しぶりのキンロバイ 蛇紋岩地を好むようで生育地が比較的 限定されるようです。 |
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見分けの厄介なせり科の仲間ですが ここまで細い葉は他にはありません。 ミヤマウイキョウ |
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タカネヨモギと何か違うな~。 花の色が黄色、これが図鑑で 見たサマニヨモギでした。 |
ナンブトウウチソウ 今回は残念ながら花の時期には 10日ほど遅く訪れようですが固有種も 含め初めて目にする花々を十分 堪能する事が出来ました。 |
早池峰山1913m無事山頂に立つ!眺望はイマイチでしたが花あり、岩ありで楽しい山でした。 |
2023年8月2日 阿寺渓谷 |
木曽街道を南下して大桑村の 阿寺渓谷に出かけました。 |
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渓谷入口のゲートからは許可車両 以外は通行出来ません。レンタルの 自転車もありましたがあいにく現金の 持ちあわせが怪しく歩く事に。 |
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かつて木曽ヒノキの運搬に活躍した 森林鉄道の跡が残されています。 |
狸ケ淵、 透明度の高い清流と白い花崗岩で川底の砂利まで鮮明に見えました。 |
犬帰りの淵 |
ライフジャケットとシュノーケル装備で遊ぶ子供たち、気温34℃!これは羨ましい。 |
一番水深のある牛ヶ淵 |
木曽ヒノキの伐採現場を見る事が 出来ました、急傾斜の現場から ヒノキを運搬するのはヘリコプター です。 |
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山の稜線にある林道までピストンで 運びそこからトラックで麓に運んで いました、トラックが通るとヒノキの 香り振りまいて通り去って行くのです。 |
これぞ!阿寺ブルー! |
渓谷入口から阿寺渓谷キャンプ場まで徒歩往復4時間、キャンプ場を予約すれば車は許可証が出て入れます。 思いつきで出かけましたが、「阿寺ブルー」の素晴らしい景色を堪能しました。紅葉の時期も良さそうです。 |
2023年7月28~30日 白馬岳~蓮華温泉 |
猿倉登山口から白馬岳へ、 白馬尻からしばらく登れば 雪渓上の登りとなります。 |
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雪渓を吹き降りるちょっと 寒いくらいの風と10本爪の アイゼンが良く効いて快適な 登りでした。 |
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小雪渓から見た今年の 残雪状況です、前回訪れた 2021年より残雪はかなり 多く残っています。 |
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小雪渓の登り、急傾斜がつづきます。 登り切れば見渡す限りのお花畑の 葱平、もう一登りで白馬山荘です。 |
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翌日山荘を出発15分余りで 白馬岳山頂2932mです。 岩の間にはシコタンハコベが 咲いています。 |
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山頂にある方向指示盤 昭和16年、伝説の強力、 小宮山正が担ぎ上げた その重量187kg! |
7月29日(土)小蓮華山辺りから見た大雪渓、アリように登山者の列がつながっています。 |
絶えず強風に晒される稜線の風衝地 にも数え切れないほどの高山植物が 咲き誇っていました。 ホソバツメクサ |
白馬岳を代表する花の一つ、リンネソウ。ハイマツの裾にひっそりと咲いています。特徴的な 花の付き方がより可憐に映りつい見とれてしまうのです。名前の由来は、分類学の基礎を築いた カール・フォン・リンネが愛し「私の花」と呼び、自らの名前を学名(属名)に付けた。 スイカズラ科、リンネソウ属、常緑小低木です。白馬大池周辺にて。 |
白馬大池でゆっくり休憩を取り後は蓮華温泉ロッヂまでひたすら下り、これがまた長い!…… 皆様お疲れ様でした。 |
2023年7月28~30日 鹿島槍ヶ岳 |
大谷原登山口から赤岩尾根を 登り,稜線近くなると赤岩尾根の 名前の由来であるざれた赤い岩 をトラバースします。 |
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クサリも設置出来ないくらい 脆い岩場がつづき緊張します。 |
無事稜線着、冷乗越です。 |
翌29日 これ以上ないくらいの快晴の空 鹿島槍ヶ岳へ向かいます。 |
布引山を経由 |
目指すは鹿島槍ヶ岳南峰2889m 双耳峰の奥は北方2842m |
鹿島槍ヶ岳頂上着 |
爺が岳頂上2669m 立山、剱岳など絶景を堪能しました。 |
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爺が岳を後に本日宿泊する種池山荘 に向け快適な稜線歩きです。 |
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翌30日 柏原新道を扇沢に下山します。 皆様お疲れ様でした。 tamtamまゆみ |
2023年7月26、27日 唐松岳 |
7月26日 ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ登山口へ 八方池までは観光客も多く大賑わいです。 八方尾根は花も見頃で固有種も多く 花の名山でもあるのです。 ハッポウタカネセンブリ |
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手乗りトンボがお出迎え | |
残雪が多く残る扇雪渓 |
小さくて可憐なヒメイワショウブ | |
快適な尾根歩きもこの辺りから 傾斜を増して登山らしくなって来ます。 |
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多くの登山者の歩く登山道に ライチョウが砂浴びをしています、 静かに近づけばまったく人を 怖がりません、人が天敵から 守っているとも言えます。 雄1羽と雌2羽を見ましたが 雛の姿はなく残念ながら天敵に 狙われたか子育ては失敗したようです。 |
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高度感満点の痩せ尾根 | |
頂上山荘へ最後の登りです。 | |
翌27日 素晴らしい快晴の空 左が唐松岳山頂、右は不帰の嶮 皆様お疲れ様でした。 |