2023年12月1日 鉢伏山 |
鉢伏山牛伏寺尾根コース登山口 |
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登山口からいきなりの急登です。 昔、伐採した木を馬で降ろしそれによって 深くえぐれたと思われる登山道、 里山にはよく見られます。 |
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「ぶなの木権現」 もう少しで稜線(車道)に出ます。 |
頂上手前の登山道からやや降りた位置に 「鳴雷神」の碑があります。 |
鉢伏山は私有地の為現在入山料300円が必要です、「鳴雷神」碑は登山道外なので見学は管理事務所に許可をもらいましょう。 |
鉢伏山山頂着 | |
鉢伏山山頂 寒い時期にはありがたい 休憩施設があります。 使用後要戸締り! |
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残念ながら北アルプスは雲の中でしたが 浅間山、富士山方向の展望はありました。 |
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唐松も落葉して色彩の乏しい中 鮮やかな色合いが一際目を引く ツルウメモドキの実。 |
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登りは尾根コースで登り 今回は「ぶなの木権現」分岐の 谷コースを下山します。 |
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谷に吹き溜まった落ち葉でやや 不鮮明な部分もありましたが 素直に下れば問題ありません。 |
谷を下ると砂防を目的とした 石をひき詰めた水路が現れます。 |
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明治時代から工事が始められ 下部には有名なフランス式階段工 の美しい流路が見られます。 |
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このフランス式階段工経由のルートは 美ヶ原ロングトレイルとなっています。 明治時代から大正にかけて砂防、水害 との凄まじい戦いの歴史が身近で見られる 貴重な場所なのです。 |
2023年11月4日 築山 |
築山(つきやま)庭に人口の山をつくる。 自宅の庭などほとんど興味もなく過ごして いたのですが、2年ほど前に余った土を 庭に盛り上げておいたものを日々目に している 内に何となくイメージが湧きあがリ かたちにしてみました。調べてみると 築山とは、室町時代辺りから作庭において 地形に変化を与え起伏によって庭に 深みをもたせたとありました。 |
二年ほどかけて高さや傾斜を調整して今年芝生を植えてみました。 |
先日訪れた鉢伏山や霧ケ峰、 美ヶ原などの高原をイメージした かたちになりました。 登る山、眺める山、創る山! |
2023年10月29日 鉢伏山~三峰山 |
美ヶ原ロングトレイルの南端 鉢伏山~三峰山を歩きました。 トレイル整備事業で整備された 登山道歩きは快適です。 本州の真ん中辺りに位置して いて、晴れていれば日本アルプス をはじめぐるり360度の山岳景観が 楽しめます。 |
歩き出しから気になるものが! 登山道のいたるところに大量に 発生したヤスデ(オビバヤスデ) ムカデと違い、動きが鈍く毒を 持たないのですが、ともかく 見た目が悪く気持ちが悪いのです。 鉢伏山から三峰山まで絶えること なくうごめいていました。 ※落ち葉や腐葉土に着いた真菌類 を食べ糞をしてそれが分解し 自然界の養分となるのでどちらか と言えば益虫。 |
まずは二ツ山 この辺りは特に二ホンジカの 生息数が多く樹木の多くが 樹皮の食害で枯れています。 昔は高山植物のお花畑が 広がる高原でしたが今は 味気のない笹に覆われて しまいました。 |
熊の鋭い爪痕がいくつもあり 昨今の熊の出没情報からして 遭遇しないことを祈るばかりです。 |
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こちらはガラス細工のような セミの抜け殻です。 |
落葉した葉が絨毯のように 敷き詰められた登山道は 歩くのには快適です。 葉が落ちた「マユミ」に残った 鮮やかなピンクの実、この時期 には貴重な色彩なのです。 |
穏やかアップダウンを幾度かこなし最後の登りです。 |
三峰山山頂着 シーズン最後の山登り、お疲れ様でした。 |
2023年10月25日 上高地散策 |
前日に明神岳東陵にある 「ひょうたん池」に登る計画 をたてましたが、最近の熊 出没の多さに怯んでしまい 上高地散策でお茶を濁し ました。 |
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上高地河童橋から望む穂高の 稜線、薄っすらと雪をまとい 春と並びコントラストが美しい 秋の絶景です。 |
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一応記念ショット! |
明神~徳沢間散策路脇の古池、池の底から湧き出る水と気泡。 |
計画した「ひょうたん池」はバリエーションルート明神岳東陵の取り付き点です。 |
思いがけず上高地散策となりましたが 大した目的もなくゆっくり歩くのも中々 いいもんです。 |
2023年10月5~6日 八ヶ岳 |
八ヶ岳を3日間の予定で行者小屋~ 横岳~硫黄岳を計画するも中日5日の お天気は雨、6日の回復を期待して 5日出発で行者小屋でテン泊と決め 美濃戸口から南沢を登ります。 |
八ヶ岳特有の美しい苔が登山道脇に 広がり花の終わった時期それなりに 楽しめます。樹木や花はともかく苔に ついての知識はまったくありません。 |
行者小屋のテン場着、他テント一張も なく第一号、南沢で追い越したフィリピンの 若い女子4人組が賑やかに隣りに一張 他本日は3張りのテン場風景です。 テントに入れば後は食事前の宴会に 突入です。 |
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翌6日、予報では昼前には晴れる! を期待して地蔵尾根を登りましたが 一向に回復の気配なく気温も低くなり 稜線直下ではインナーにダウンを 着込みましたが稜線はガスに覆われ しかも強風で地蔵の頭で撤退です。 |
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今年の紅葉は鮮やかさではあまり 期待出来ませんがそれなり色付いて います。 |
テントを撤収して北沢を下山しましたが 回復どころか上空に寒気が入り込んだ ようで早めの撤退が正解だったようです。 |